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映画「ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」が良すぎた話

こんにちは!
もりりんです!

先日映画版のハイキュー!!を見に行きました!

学生時代はアニメにあまり興味なかったのですが、2年前くらいから少年漫画系のアニメを多く見るようになり、ハイキュー!!も騙されたと思って見始めたら一気見してしまった作品の一つです。

映画版…とても良かった…
気づいたら涙が出ていた…
ここからは映画の感想を書いていくぜ…(ネタバレするかも)








「なんとなく」で始めたことに楽しさを見出す

物語のあらすじは全国大会の音駒vs烏野の試合で、音駒の研磨くん(以下研磨)がバレーを心から楽しめるようになるというところ。
一つ年上の黒尾に連れられてなんとなく始めたバレーを「暇つぶし」だと思い、試合をテレビゲームの攻略のように分析していた研磨が、烏野のとの見事な攻防を通して、「楽しい」と漏らします。

スポーツを題材にしたアニメでは、どれだけきつい練習をしてきたかや、試合にかけている熱い思いなどが描かれることが多いイメージなのですが、この映画では全国大会という大舞台にもかかわらず、バレーボールの試合を純粋に楽しんでいるところが強く描かれていることがとても印象的でした。
最後のセットの終わり方も、それを象徴しているように感じました。

アニメ勢なので漫画は読めていないのですが「ハイキュー!!」は純粋に物事を楽しむことの大切さを描いているように思います。

これまでの物語の展開でも潔子さんがマネージャーになった話などが挙げられますが、何かを始めることに高尚な理念や気概など必要なくて、ただ何となく始めたことが気づけば大切になものになっている。
将来プロになる、仕事にするなどの夢はあってもなくても良い。
ただやるからには全力で楽しむことが大事なんだというメッセージが込められているように感じました。

思い返せば、私も男子バスケットボール部にかっこいい先輩がいるからという理由でバスケ部に入り、気づけばインカレに出場するような大学を選んで入学したものの、今はバスケットボールとは無縁の仕事を送っています。

私自身は下手の横好きで続けていただけで、華々しい成績など無く、この経歴が誰かに褒められるわけでもないけれど、「部活やってよかった」と今でも思えるし、部活じゃなくても一つの目標に向かって頑張ったことを「やってよかった」と思える経験が人生にあることが大事なのかなって、社会人をしながらも思います。

「ハイキュー!!」のその先の展開をまだ知らないのですが、研磨も「やってよかった」って思う日がいつか来るんだろうなと思います。

「将来役に立つかどうか」で若いころの経験の是非を問われてしまうご時世ではありますが、何かを楽しむことはとてもシンプルでいいのだと再認識させられる映画でした。

子どもには後悔しないように好きなことを全力でやれと伝えられる大人でいたいです。

とてもいい映画でした。
アニメの続編を楽しみに待ちます。



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