第12話:Viture ProとXREAL Air 2 Pro
概要
前提
結論
導入
前回XREAL Air 2 Proのレビューをしました。
私には
という課題がありまして、
XREAL Air 2 Pro + Beamで仕事をやってみていたのですが
この環境でひどい3dofのドリフト(画面の横滑り)が頻発、
XREALに問い合わせしたがなかなか改善せず、返品となりました。
その際の、修理や点検、交換のプロセスに違和感があり
あまりメーカーを信用できなくなっていたため
返品後、手元に戻った原資から
Meta Quest 2を購入し、その後Viture Proを購入しました。
分析・考察
XREALではダメだった理由が、ドリフト現象が起きても
“Android端末“でならキャリブレーションを行うことができるが
Appleだけの環境ではそれができないこと。
さらにメーカーの担当者曰く
”今後もApple製品ではキャリブレーション機能を提供する予定はない“
とのことで。
これはAppleユーザーの自分はいつまでも持っていられないなと思いました。
ただし、先日国内でも発表になったBeam Proではキャリブレーション機能がつくとのこと。
まぁ中身Androidなわけだしそりゃそうなんだけど
Beamにつけといてくれよ…と思ったわけです。
Proが出る以上、これ以上のアップデートは提供されるかわかんないですからね…
そして今回肝心の主役Viture Proですが
うむ、結論から申し上げると
1.ビルドクオリティが低い
→左レンズに謎のガタ付き。そして左右モニタの噛み合わせが悪く寄り目しないと文字が読めない
2.ケーブルがとてもやすっちぃ
→独自規格のマグネット接続な訳なので、簡単に壊れてしまうと困るのですが..
その点XREALはファブリック素材で高級感もありつつ、壊れても他のもので代替可
3.売り文句のハーマンのスピーカーはイマイチ
→XREALの方が低音でてたし解像感もステレオ感もあった
4.画面はめちゃ明るい
→ばっちりピントが合えば相当綺麗なんだろうなと思う
5.Macでもキャリブレーションができる
→これがとてもでかいです。素晴らしい
ブラウザでもアプリでもできます
6.本体のみで3Dof ができる(らしい)
→とかいって、僕のじゃ動かないんですが、初期不良?
こんな感じです。
アクセサリー類もXREALとは趣が違うものが多いのと
これはXREALにもどっちにも言えるのですが、
商品説明が死ぬほどわからん。
何を買えば一体なにがどうなって、
自分のしたいことのためにどのアクセサリが必要なのかさっぱりわからん。
そして、挙げ句の果てにはVitureのサポート対応がひどい。
問い合わせしても、ろくに会話ができないし返答が遅い。
XのDMに問い合わせをくれと書いてあるが、Xの有料アカウントにならんとこちらから送信できない。
とまぁ不満が割と募ってきております。
なんだか発売前のレビュアーたちはよくまぁあそこまでアゲできたかなと。
僕の個体のフレームのガタ付きとピント合わない問題は未だやりとりをしていますが解決する日は来るのだろうか..
年末くらいにまだまだ新機種を投入するってVitureの社長がインタビューで言ってたりしますので
今焦って買うことないかなぁとおもいますた。
ちなみにXREALの方も想定以上の受注からとXREAL Air 2 Ultraの発売が永遠に延期を重ねています。
どちらもまだまだこれから爆発していく企業だと思いますが
個人的にVRよりもARグラスの方が好きなので
応援していきたいと思っています。
まとめ
今思うと、Beamを差したXREALは本当にあれで仕事ができた。
モノも高級感があったし、いいモノだったんだなと。
Vitureでは今の所仕事ができる気がしない…
映画を見るだけとかであれば交換レンズもいらないわけだし
Vitureでいいと思いますよ。
さらに、ぶっちゃけViture Oneでもそんなに変わらないんじゃと思うので
セールになっていればそっちでもありかと。
プライムデーも始まりますしね
作業に没頭できる環境づくりとして
僕のADHDマンとして、集中できる環境を構築する目的としては
Vitureは及第点に至っていません。
どうやらMetaもAppleもARグラスは検討しているらしい。
もう何世代か先に進化すれば
もっと良くなっていくんでしょうね。
といいつつ、
今はこの出会ったViture Proを愛して使っていこうと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?