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スポーツと遊び

サッカーを始め、多くの競技は元々は遊びから派生しているようです。
みんなの遊びがあり、そこにルールが加わり競技になった。
このルールが当たり前になり、そこに勝ち負けという思考が加わり現代に至るのではないかと思います。
スポーツは娯楽良いんじゃないか?
そう考える人も多く、自分自身もその考えは非常に大切と考えます。
今回は、そんなところをお伝えします。

娯楽ってすごく大切

現在はサッカー競技に関わりますが
サッカーはイギリス発祥で、これもやはり遊びからスタートしたようです。
海外の選手のアップ見たことありますか?
すごく楽しそうで、日本では怒られるんじゃない?
というぐらい、ボールと戯れていろんなところでボールを操作しています。
日本代表ぐらいになるとそういう選手も多くいて練習を見てもすごく楽しそうです。

でも部活はなぜか練習中になぜか笑わない。
先生に言われた戦術ができなかったら怒られる。
先生の話を聞くときは目を見て、立って聞く。
娯楽の要素はゼロです。
それがだめというつもりはないですが、、、
本来、娯楽である競技なのに
遊び心を持っていた方が面白いプレー出来そうなのに
試合帯同しても、あの選手上手いのに、何か動きにくそう
という選手は敵でも感じます。
すごくもったいないなーと。
チームの中に選手がいるので、暴走は良くないですが
1人の選手の本来の力を出させてあげれないのは
その方が良くないんじゃない?と感じます。

そして、結構多いパターンとして
こんな選手ほど、先生がいない時とか、引退してからの方が良い動きをしていることがあります。
遊び感覚の方が上手いんです。
力も抜けるし、色んな発想を持って自由にできるから。
これが全てにおいて正しいとは言いませんが
ならば、これに近い身体の状態作ってあげた方が上手くいくんじゃない?
こんなことを常に感じています。
指導したことを実現させようと、選手に対してやることが
逆に選手が上手くいかないような状況にしてしまっているのではないか。
認めたくはないでしょうが、そんなことを外から見ると感じざるを得ません。
真面目の中にも、どこかの遊び心は必要なのがサッカーだと。

心のゆとりはあった方が良い

心のゆとり、隙間みたいなものはあった方が良い。
全て遊びではただの遊びなので
真面目の中の何割かは遊び心、思いつきを重要視する。
そんな発想力を引き出せる環境にしておく。
というチームづくりはダメなのか。
選手は先生の言いなりではないし
やりたいサッカーをさせる駒でもない。
学生という貴重な時間を潰す権利は先生にはないからこそ
もっと、自由にさせる隙間は作ってみてほしい。
サッカーってそんな競技だし、スポーツってそんなもんだから。
学生の想いを聞いて尊重するのも必要かもしれないし
スポーツを通じて人間が作られる本質はそういうところなのだと。

これで勝てるのか?
そう言われるとわかりません。
100%ガチガチにした方が良いのかもしれない。
でも、試合を見てるとどこか楽しそうじゃない。
もっともっと動けそうなのに、どこか硬いし発揮しきれていない。
大人が選手を信じていないのではないか?
そう感じてしまうこともあるし
信じれるだけの行動を起こしていないんじゃないか?
とも感じてしまうことも少なくない。
試合に勝っても、面白くないからやめる選手は数知れず。
何が正解かはわからないけど、そんなことを学生に感じさせるのはやめたいですね。

さて、今回はちょっと感情的に表現してしまいましたが
スポーツ界で感じることを言葉にしてみました。
スポーツを続ける続けないは個人の進む道なのでどっちでも良いけど
「この競技やってよかった」
「このチームでやってよかった」
と思って、引退し大人になっていくことが何より大切なのではないか?
スポーツにはそれが出来る素晴らしい時間でもあると思うし
それだけの価値があるものと思います。
「スポーツは楽しいもの」
そんな文化が広まれば良いですね!

お読みいただきありがとうございました。


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