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『ぼくのお父さん』読了📖

今年の大河ドラマで、まひろ(紫式部)の従者乙丸を演じている矢部太郎さん、乙丸パートはいつも癒やされてる。
そんな、ほんわりした優しい雰囲気はこのお父さんあってのものだったんだなって、納得。
矢部さんの場合、絵がお上手なのも、どんな人でも受け入れられるような心が広い雰囲気、絵や演技やネタで自分を表現する大人になったのは、この本で必然だったと感じた。お父さんだけでなく、お母さんも芸術肌の人だから。

すごい人に会ったときも、ひどい人に会ったときも、最近はこの人の親はどんな人なんだろうって思う。
自分が子育てをしているから、どんな親であれば子どもが心身ともにいい塩梅で成長するだろうと思案してるから。
翻って、自分はどういう親に育てられてどんな大人になったのか?

そんなことを、ぼんやり考える優しい一冊。前に『大家さんとぼく』も読んだ。こちらの方がお笑い要素が強めで楽しかった。矢部さんのマイルドなユーモア、好き。

今回、この『ぼくのお父さん』は、ワンダー図書館で借りた。私もオーナーの1人として参加してる私設図書館。矢部太郎さん好きのオーナーの本棚があって、『大家さんとぼく』がよかったから、『ぼくのお父さん』も読んでみたいと思っていたので、出会えて嬉しかった😊
公立図書館だと借りたい倍率が高い本もこちらにあれば、貸出期間も長い(一ヶ月)し、ゆったりと読めて感想も共有しあえて楽しい。


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