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落語鑑賞メモ3

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2023年3月の記事一覧

さんだんの会

さんだんの会

2023年3月30日 さんだんの会 (お江戸日本橋亭)

さん花・談吉 トーク
立川談吉 「小さな幸せ」
柳家さん花 「寝床」
 仲入り
柳家さん花 「初天神」
立川談吉 「おせつ徳三郎」

 さん花・談吉 二人会の二回目に初めて参加しました。
 トークではお互いについて質問し楽しい会話が続きました。穏やか、ふんわり、つかみどころがない、というのが共通のキーワードのようです。
 さん花師匠の「寝床

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立川談幸 独演会

立川談幸 独演会

2023年3月25日 立川談幸 独演会 (道楽亭)

立川幸弥 「芋俵」
立川談幸 「阿武松」
 仲入り
立川談幸 「子別れ(下)」

 談幸師匠の心温まる二席を楽しみました。
 「子別れ」は鎹の出てこない初めて聴くサゲでした。

龍と柳

龍と柳

2023年3月18日 龍と柳 (らくごカフェ)

柳亭こみち 「道灌」
一龍齋貞寿 「三方ヶ原戦記」
貞寿・こみち トーク(1)
 仲入り
柳亭こみち 「愛宕山」
一龍齋貞寿 「祐天吉松 飛鳥山 親子の出会い」
貞寿・こみち トーク(2)

 今年芸歴二十周年を迎える同期の二人会です。記念企画として前座時代以来やっていない演目がネタ出しされました。
 こみち師匠は前座時代あまり面白くない噺だと思い

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五代目江戸家猫八襲名直前スペシャルの会

五代目江戸家猫八襲名直前スペシャルの会

2023年3月17日 五代目江戸家猫八襲名直前スペシャルの会 (国立演芸場)

開口一番 入船亭扇ぱい 「初天神」
春風亭一花 「駆け込み寺」
ロケット団 漫才
林家彦いち 「ごくごく」
 仲入り
江戸家小猫 動物ものまね
小猫・彦いち・ロケット団・一花 座談
     お囃子:太田その

 3月19日に地方での出演はあるものの、東京で小猫として出演する最後の会です。トークを含めてきっちり作り込ま

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シェアする落語

シェアする落語

2023年3月11日 シェアする落語 (深川東京モダン館)

柳亭信楽 「悋気の独楽」
柳亭信楽 「犬」
 仲入り
柳亭信楽・四家正紀 シェアタイム
柳亭信楽 「五貫裁き」

 参加した皆で落語の楽しさをシェアし、終演後はその楽しさをSNS等で世間にシェアしようという『シェアする落語』の第31回です。
 今回の演者は柳亭信楽さんです。これまで古典一席と新作二席を聴いたことがあり、序盤に放り込んだ意

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立川談笑 月例独演会

立川談笑 月例独演会

2023年3月5日 立川談笑 月例独演会 (国立演芸場)

 演目は「堀之内」、「やかん」、仲入り、「政談月の鏡(後編)」でした。
 3月1日で談笑師匠が入門して30年ということで、最初に談志師匠にまつわるまくらがたっぷりとありました。
 「やかん」と2月の月例会でやった前編の伏線を回収した「政談月の鏡」が初演です。「やかん」は設定が現在で、今の話題の連続のあと最後だけやかんが出てきます。

古典ラウンジ 市童・笑二 落語会

古典ラウンジ 市童・笑二 落語会

2023年3月4日 古典ラウンジ 市童・笑二 落語会 (RYOZAN PARK Lounge)

市童・笑二 オープニングトーク
柳亭市童 「転宅」
立川笑二 「猫の忠信」
 仲入り
立川笑二 「あたま山」
柳亭市童 「夢の酒」

 新しく始まった市童・笑二 落語会です。
 笑二さんが一歳上で入門は市童さんが1年先です。市童さんが伝わっている噺を出来るだけいじらずに魅力を引き出そうとするのに対し、

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愛山・談幸 二人会

愛山・談幸 二人会

2023年3月3日 愛山・談幸 二人会 (お江戸上野広小路亭)

三遊亭こと馬 「子ほめ」
神田愛山 「鼓ヶ滝」
立川談幸 「宿屋の富」
 仲入り
立川談幸 「備前徳利」
神田愛山 「忠治山形屋」

 今回も四席をたっぷり楽しみました。
 「備前徳利」を聴くのは一年前にやはり談幸師匠で聴いて以来の二度目です。前回のこの二人会での「風邪の神送り」といい珍しい噺を聴けるのがうれしいです。
 愛山先生は

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落語立川流マゴデシ寄席

落語立川流マゴデシ寄席

2023年2月28日 落語立川流マゴデシ寄席 (お江戸上野広小路亭)

立川のの一 「たらちね」
立川笑えもん 「看板の一」
立川寸志 「岸柳島」
立川談吉 「しわいや」
立川らく兵 「権兵衛狸」
立川志ら乃 「親子酒」

 毎月17日と月末に開催される立川流孫弟子世代の会です。
 前座さん二人と寸志さんが頑張り過ぎたので時間が押しているからと、談吉さんとらく兵さんが短い噺を選択した結果、トリの志

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