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龍と柳

2023年3月18日 龍と柳 (らくごカフェ)

柳亭こみち 「道灌」
一龍齋貞寿 「三方ヶ原戦記」
貞寿・こみち トーク(1)
 仲入り
柳亭こみち 「愛宕山」
一龍齋貞寿 「祐天吉松 飛鳥山 親子の出会い」
貞寿・こみち トーク(2)

 今年芸歴二十周年を迎える同期の二人会です。記念企画として前座時代以来やっていない演目がネタ出しされました。
 こみち師匠は前座時代あまり面白くない噺だと思いながらずっと「道灌」をやっていたが、ある時小三治師匠の「道灌」を聴いてその面白さに驚いたそうです。
 講談の声の出し方や調子のとり方の訓練に最適だと講談師の90%が最初に覚える「三方ヶ原戦記」だが、実は文章としてもとても美しいと貞寿先生は二つ目になってから理解できたそうです。
 こみち師匠の「愛宕山」は、山道で一八を押したり傘をさした一八を突き落とすのは芸者です。
 貞寿先生は「愛宕山」とカワラケ繋がりの話をと最初に覚えた任侠物の「祐天吉松 飛鳥山 親子の出会い」でした。
 トークでは入門から二つ目時代までのお二人の写真を見ながら楽しい話が続きました。