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Reflection Journal 2019年6月6日 夜

今日は、1日ワークショップであった。明日からも2日ワークショップなので、久しぶりの3連荘である。今日は長野に移動したため、リフレクションを書く時間が遅くなってしまった。


1.役員チームビルディング
お題は、中期経営計画の策定である。しかし、「任せる」といいながらできる限り現場に関与をしない経営層、「自由に」といいながら自分の認識の枠を外れると部下にかぶせる経営層の存在があることで、忖度と本音を言えない組織風土に問題があった。

今日は2回目のワークショップであった。前回のワークショップで、経営層の二人の認識が変わらないことが分かり、今回はそれを扱った。役員陣の隠れた目的が、どう組織に影響しているかを見える化し、その構図に対して他のリーダークラスはどう感じており、どう行動を変えて欲しいかを共有する差し障りのある発言を促した。午前中の3時間ほどかけて、丁寧に扱った。皆が思っているがなかなか共有できない、経営層の問題を扱ってみるというハードなワークショップだった。

自分の中では、自己認識している限界を一歩超えた挑戦であったが、うまくいったと思う(楽しかったが疲れた)。経営陣の度量と、他のメンバーの勇気をたたえたい。今までは忖度で本音が言えなった組織が、本音の意見交換ができるようになった。

最後に、対話の演習をやり、話を受け入れるスキルを学び、真の対話を経験してもらった。若く優秀なリーダーは、気づきが早く、スポンジのように吸収するので本当にやりがいがある。


2.夢日記
缶工場の中のゴルフコースの場面であった。
トンネルみたいなところでボールを打つので、左右にずれようが、比較的前に進むコースであった。ゴルフが下手であっても、前に進むので楽しめていた。
いきなり、通常のゴルフ場に変わり、打ったボールが木の枝に引っかかったり、9番アイアンがなかなか当たらなかったり、大たたきをした。打ちやすいようにボールを動かるズルをしたが、全く効果がなくギブアップを考えていた。
一緒についてきてくれていた友達のキャディーさんが易しく接してくれたので、サポートが頼もしかったが、最後はギブアップして夢が覚めた。
感情としては、ゴルフをやって焦ったり、うまくいかなくて焦ったり、昔感じていた感情をそのまま味わった感じであった。

【夢をひも解く】 
久しぶりに微細な感情を感じた夢であった。ゴルフボールをうまく打てない歯がゆさ・焦り・落ちかせようとする自分をリアルに感じた。ゴルフの感情がここまで残っているとは、スポーツも選んでやらないと、心に傷を負うなと感じた。


3.唯識入門と成人発達理論

(P120からの抜粋)
私たちは、認識の対象が、まず自分自身の過去によって変形されるという<初能変の阿頼耶識>について、みてきました。しかし、今や、それだけではなく、その上に、わが認識対象は、末那識という我執・利己性によって、自分の都合がいいように意味づけされるものだというのです。私たちは、第八阿頼耶識によって能動的に変えられ、なおかつ第七末那識によって能動的に変えられた環境のなかに生活しているといえます。(中略)
私たちは、ふつう、認識の対象そのものを直接に認知し、そしてそれを如実に、あるいはおおむね正しく理解していると思って生活しています。少なくとも、私たちには、認識対象について、可及的に正しく捉えようとする気持ちが相当にあると思います。

認識が阿頼耶識・末那識によって能動的に変えられるという点・変えられた環境の中に生きていると表現されていることに興味がある。どのように自己探求してその領域に達したのか?その探求力に驚かれる。

こういった情報を客観的に読んでいながらも、阿頼耶識・末那識に操られた自分の認識に振りまわれる自分に気づきながら、そこに没頭はしていないが、片足を入れている自分に気づく。

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