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『Reflection Journal 2019年9月2日 夕方』

今日は、朝起きて瞑想をしていると、娘が起きだしてきた。朝勉強をするために早起きしている。土日稼働したので、今日は家でゆっくり仕事をすることに決めた。夕方娘の学校に行って、夏休みの自由研究の展覧会に行ってみたいと思う。それぞれ、どんな創造性を発揮しているのかが楽しみだ。


1.自分の中の現状
徐々に思考デトックスが進んでいる感じであるが、まだ自分の中で心を捉えた「躍動感」が見つからない。以前は、仕事に駆り立てられて生きてきたので、それが違うと理解できた段階であるが、まだその名残が自分の中に残っている。
そこを少しずつ剥いでいっている感じがある。そういった意味で、現在は停滞している感じもあるが、回り道をしながらでも本質に近づければと思う。

ついつい、自分が話をすること、資料提供による価値提供を考えがちで、事前準備に時間がかかる。土日のワークショップでは、皆さんが対話をする場の提供と、そのアドバイスで価値提供できると思ったので、資料作成は最小限にとどめたい。でも、資料作成は好きな部分もある。好きな資料作成だけやりたい感じである。

好き:自分が好きなことを書くこと・テキスト作成・コンテンツ作成
嫌い:提案書・報告書(人に言われることが嫌なのか?)


2.夢日記
大学2年ごろのラグビーの話と、職場の話が混在している夢だった。
ラグビーは練習が終わった場面か、部室から階段状の校庭みたいな場所に移る場面であった。途中で、アメフト部が練習をしているところを横切った。
階段状の校庭のところで、30分ほどたむろって、帰宅の途につく。
その帰り道、横断歩道を渡っている最中に、先輩(現実では面識がない)から声をかけられ、アドバイスがあった。
「大学4年間の時間は有意義に使え。自分の肚と違ったことをやっていると、時間の無駄だ。真にやりたいことに時間を使え」というアドバイスであった。
夢を見ている自分を客観視している自分の存在いて、大学4年間の過ごし方に後悔の念があり、大学1年生からやり直したいと思っていた。

職場での場面も混在しており、職場は60名ほどの大きなフロアーの夕方の時間であった。同期の女性4名と食事をする予定があったが、一緒に行くメンバーがなかなか仕事を終えない姿にイライラしていた。

【夢をひも解く】
先輩からの助言が芯を捉えている感じがあり、印象深く内面に残っている。その瞬間を真剣に生きろというメッセージでもあり、何となくまだ真剣に生きるポイントを見つけられてない自分に対する後悔的な念を感じる自分の存在があることに気づく。
自分の中で、自分の軸がずれていることを認識して、それに対して少々焦っているのだろう。


3.自由研究の展示会にいく
小学校で自由研究の展示会をやっていたので、見学に行ってきた。それぞれどれくらいの創造レベルを発揮しているのか?楽しみというより、よく考えたらそういった相対的な評価(周りの目を気にしてどのくらい時間を抱えるべきかなど)を気にせずに、毎年自由研究をさせていたと感じた。

これまではこのような自由研究をやった。
1年生:ハワイ島の砂を使った砂時計
2年生:ビー玉を使った迷路(石のエリア・貝のエリア・木のエリア・ガラスのエリアで分けて)
3年生:ドールハウス
4年生:映画(君の名は)のストーリー構成について(ヒーローズジャーニーを参考にして)
5年生:スキーの滑り方(今年の冬にSAJ2級取得に向けて)

自由研究は完全に父親の役割分担で、
1年生:70%ぐらい手伝った
2年生:70%ぐらい手伝った
3年生:80%ぐらい手伝った
4年生:30%ぐらい手伝った
5年生:5%ぐらい手伝った
徐々に親の手を離れている。

さて、話がそれたが、他の生徒の自由研究を見て、想像以上に個性が発揮されていて面白かった。

最優秀賞:豚の心臓を解剖してみた(どこから豚の心臓を調達したのか???)
優秀章:爪楊枝でサグラダ・ファミリアを作成(計算式が書いてある製図に感動)
である。もっと、イベントに参加して完成というような作品が多いのかと思ったのだが、想像以上に創意工夫があって楽しかった。


4.進化と思考プロセス(コラム用)
数日前から、このネタを書きたかったので言葉にしてみる。

人間は下記のように進化してきたと言われています。進化に応じて、思考プロセスも下記のように変化してきと、『クロニンジャーのパーソナリティ理論入門』 木島伸彦 (著)にて述べられています。

研修では、「習慣」「論理」「直感・創造性」について主に解説しているので、ここでもその3つについて触れたいと思います。

人間は、エゴ的な反応をするときがあります。それは、大勢の前で緊張したり、会議でのどまで出かかった意見を抑圧したり、部下の意見を思わず否定したりなどがエゴ的な反応にあてはまります。エゴの反応は、自分の意図とは反して、体が反応してしまうものにあてはまります。ちょっと横道にそれますが、緊張は自分ではコントロールできないのと一緒で、パワハラ行動も自分ではコントールしにくい体の反応だと思っています。

このエゴの反応が、甲骨魚・両生類時代に身につけた「習慣」だと思っています。生存本能に近いと考えています。動物は危険(敵など)に遭遇すると、「攻撃する」「逃げる」「静止する」の3つの行動しかとれないと言われていますが、その行動に近いと感じています。さすがに、現代は自分の生存に関わる危険に遭遇することは少なくなりましたが、この生存本能が「正しさ」に変わって、我々を支配するようになりました。「正しさ」とは、「自分の価値発揮をしたい」「自分の居場所確保がしたい」という隠れた欲求だと考えていください。それが侵されそうになると、体が勝手に反応してしまい、自分が意図しない行動が生まれるようです。

人間の脳の中心部分は、原始爬虫類脳と呼ばれる部分であり、反射や生命維持などに関わる脳幹や大脳基底核などがあります。この部位が、もしかすると我々のエゴ的な行動を支配しているかもしれません。このエゴ的な行動をある程度コントロールできるようになることが、心の成長の側面でも必要です。以前パワハラだった上司が、行動変容するのは、そのエゴの存在や体の感覚に気づくからかもしれません。

続いて、霊長類が獲得した「論理」について、触れていきます。いくつかの実験で、霊長類が心の論理(相手の視点で判断するなど)を持っていることが明確になっているようです。もちろん、我々がビジネスの場面で活用している論理的思考とは異なると思っています。

しかし、ビジネスの世界で、ホモ・サピエンスが本来獲得した「直感・創造性」を活用する場面は少ないように感じています。折角獲得した思考プロセスなので、「直感・創造性」をもっと大切に活用した方が良いというのが、今回のコラムの一番の主張です。

普段、仕事の場面で「直感・創造性」を活用していますか?という問いかけに、多くの男性は首をかしげます。一方で、女性は活用していると主張する方も多少いらっしゃいます。しかし、多くの人は認識をしないだけで、直感や創造性を活用していると思っています。実は、私も論理を仕事にしていたので、かなりロジカルかと数年前まで思っていました。しかし、ロジカルシンキング研修でいつも感じていたことは、自分が使ってないスキルを受講者に教えるのは抵抗感があると感じていました。

ある時に自分の思考プロセスを追ってみると、着想は直感で決める、相手に話すときにロジカルに伝えていることに気づきました。お客様に提案するときは、思考で処理するというより、直感的にひらめいている感じが多いです。多くの皆さんもそうかもしれません。

最後に、多くの人は直感で物事を発想している可能性があります。そのままそれを言葉にすれば良いですが、相手の反応を考えたり、自分の保身を考えたりすると、エゴ的な反応が加わり、反応が鈍ると思っています。鈍るというより、間違えると思っています。そういった意味で、稟議書に直感でそう判断したらです。と書けるような世の中になったらよいなと思っていることをお伝えして終わりにします。


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