2/17 レトロ自販機を見たり癖強中華食べたりすごいイルミ見たりした記録

月曜日に、「マニアなツアー」の「レトロ自販機の聖地と昭和の香り残る「国道駅」、超絶イルミネーション「ドイツ村」を巡る珍スポットバスツアー」に参加してきた。
日記に書こうと思っていたけど、あんまり時間がなくてうまくまとめられないまま今日になってしまった。
とりあえずテキトーに撮った写真をろくに編集もせずバンバン貼っていく。

中古タイヤ市場 相模原店
ここにレトロ自販機が100台以上並んでいる。
レトロ自販機の聖地である。
最初は店主が趣味で集めていたレトロ自販機だが、今となっては修理をしたり部品を自作するなどして、レトロ自販機の存続になくてはならない店になっている。

販売していないものも多いし、写真と全く違うものも入っていることもあるけど、多くがまだ現役で動く。

乾電池の自販機だ。

よく見たら乾電池ではなかった。
幼稚園の頃食べたことがあるな。

最新の商品もある。

一種類しかないアイスのために-23度に冷やされた自販機。

配置がおかしい。

ホットスナックの自販機のたこ焼きが食べたかったが、売り切れだったので焼きおにぎりを購入した。


出てきたのは、たこ焼きだった。
願いが叶った。

70秒自販機で温められ、ホットな状態で出てくる。
のだが、焼きおにぎりの設定で温められていたのか、半分が「溶けて食べ頃になったラクトアイス」みたいになっていた。
たこ焼きアイス。

食べ物以外にも、この施設を紹介する同人誌、写ルンです、乾電池、リリアンなども販売されている。
同人誌には裏話や中の構造なども記載があり、家庭用電子レンジが内蔵されていてピタゴラスイッチ式に温めているものもあるとのことだ。

続いて横浜の野毛にある、クセの強すぎる中華屋「三陽」へ。


メニューが多い。
ぱっと見まともそうに見えるのだが、ところどころ
「爪アカ食べて出世」「手遅の方も」
などキャッチコピーがおかしい。
かと思えば気の抜けたテキトーなキャッチコピーもあり、温度差がありすぎる。
特にツッコミ待ちでもなさそうだし、思いついちゃったから言いたいだけらしい。

酒のキャッチコピーには相当力を入れていると見た。

みんなでちんちんラーメンを食べる。
塩ラーメンである。美味しい。
ちなみにこのツアーの参加者は20人ちょっといる。

優勝する前のベイスターズのサインだ。
ちなみにこの店は創業56年。
この日はツアーで行ったけど、普通に来店するとものすごく執拗に餃子を薦めてくるらしく、その執拗さが名物となっている。
餃子も美味しかった。

お次は鶴見線国道駅。

説明が難しいのだけど、戦前からある駅で、廃墟と現役が混ざり合っている高架下が特徴。
もちろん、廃墟と現役が混在している場所は他にもたくさんあるけど、現役の方も新しくなっているわけではないので全体的にレトロ。

土地使用票には昭和82年の文字。

本当に素敵な昭和ガラス。

駅前には案内板の形跡。
駅自体は現役だ。無人駅だけど。乗降者数が確か日に2000人とか。もっと少なかったかも。
だとしても、雰囲気の割に乗降者数は多いように感じる。

改札外からホームへの階段を撮った

戦前からある建物で、戦争の痕跡もあるのだけど、機関銃で撃たれた外壁がそろそろ限界らしく、ネットで囲われていた。

こういうものってどうして惹かれるんだろう。
最近ずっと考えているけど、全く分からない。端的な答えが出ない。
そう遠くないうちになくなってしまいそうだから、今のうちに見ておかなくてはという気持ちはあり、そうなると「最新の流行にはとりあえず触れてみる」というミーハーな人と行動原理が一緒なのだ。
ミーハーな人を批判するつもりはないし、良い悪いの判断は一旦置いておくとして、「今しかない」と思って飛びつく先が、最先端のものと廃れゆくもので真逆なところがなんか面白い。
だから何だという話ではあるが。

その後は千葉県袖ケ浦市にある「東京ドイツ村へ」

巻きで着いたのでまだ明るい。
ここのイルミネーションが名物であることは、以前から耳にしていた。
それにしてもここ広いな。

拡大して見てほしい。
あまりにも合成が雑すぎる。
なんだろうこのゼロ年代CG感。
色褪せてないのがすごい。
そう、ここのすごいところは全く褪せてないところだ。全体的に。

ドイツ風味。

だんご……たこ焼き……。
もちろんドイツっぽくソーセージやポテトもあるけど、多分食べ物全体の3割くらい。
そばとかもあった。
お土産売り場は千葉物が多い。まあ千葉だしな。名前は東京ドイツ村とは言え。
「TDM」という表記がそこらへんにあるけど……。Mなんだ。Vではなく。
なんだろう、ツッコむってすごく体力が消耗される行為なんだなと思った。この日1日。

観覧車に乗っていたらイルミネーションが点灯した。
富士山のシルエットも綺麗で、観覧車のロケーションはとても良い。ぜひ乗ってみてほしい。

映えスポットの光る鳥居。
私はもうつっこまない。

つっこまない。

光のトンネル。あ、これはなかなか綺麗なのでは。普通に。

パチンコ屋か。
ゲーミング性がある。
動画をここに貼ることができないのでかなり伝わりにくいが、10分に1回くらい爆音で音楽が流れて、全てのイルミネーションが連動する。
シャボン玉とか飛ぶ。
曲は90年代〜最近のJPOP。
東京丸の内や六本木なんかのイルミを思うと、こちらの垢抜けなさが逆に新鮮で面白い。

もはや光と電力の見せびらかしだと思う。

この日が特別なのではなく、冬のイルミネーションシーズンは毎日こんな感じらしい。
毎年。
なんなら昔の方が異常性に振り切っていたらしい。

機会があればぜひ行ってみてほしい。
イルミネーション以外にも、遊園地的なコーナーや、気球体験、動物と触れ合えるコーナー、ゴーカート的な何か、ゴルフ場的な何かがある。それだけたくさん施設があるのに、ふわっふわの芝生の面積も広い。
子どもがいたら遊ばせ甲斐があるし、大人も楽しいと思う。

今回のツアーはマニアな合同会社主催の「マニアなツアー」だったのだが、ツアーを再開してくれて本当に嬉しい。
コロナ禍でしばらくツアーがなく、コロナ前は私が土日休みでないばっかりに全然参加できなかった。
メジャーな観光地ではないマニアックなところに行きたい人はたくさんいるし、マニアックなコレクションや感性をオープンにして観光地化する人もたくさんいる。
こういう文化がずっと続くといいなと思う。

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