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スマホの写真が今のわたし

ここ最近やたら増えたのが我が子の日常写真。小松菜のチヂミを片手に握りしめたまま就寝した三男や風呂敷を首に巻いて庭を走って「私飛べそう!」といった長女、寝癖全開で深夜に起きてきた次男、新しくもらったパジャマの袖がやたら短かった長男…記念写真じゃなくてまさに日常写真。

いつもは我が子よりようちえんの子ども達の写真の方がたくさんスマホに入っている。親御さんに日常を知っていただいたり、世間の方に森のようちえんというスタイルや認める教育という選択肢を知っていただきたく子ども達の日常をスマホを使ってSNSでお届けしている。だからスマホにはようちえんの子ども達でいっぱい。過去の写真も見ながら、「最近また我が子のことたくさん撮ってるなぁ」となんだか嬉しくなった。

長男がずっと小さかったころ「お母さんの足はエビみたいだね」と言われたようにその頃と変わることなく忙しなく日々をバタバタとしているのだけれど、今は3食全部6人で食べて、仕事と子育てと遊びの線引きのない時間を過ごし、一緒にいるってことで子どもたちを見て、知って、一緒に笑って、怒って、泣いて・・・の当たり前を味わえていることにやたら嬉しくなった。

森の育ち場を始めたのは長男の幼児教育を選んだことがきっかけ。我が子を大事にできない人は他人のお子様を大事にするなんてできないと思ったから、始める前に、まずは我が子を大切に育てようと仲間と誓った。あれから今年で10年。スマホの写真の枚数のように頭の中はようちえんの子どもたちのことでいっぱいになることしばしば。けれど、はじめの誓いを思い出して立ち止まって軌道修正して、今ここに我が子たちが笑って泣いてそれぞれらしく存在していることが何よりうれしい。

やたら我が子の日常写真が増えたこの頃。この時を懐かしく語らえる日が待ち遠しい。

今、【森に行けない森のようちえん】の子ども達のために利用させていただきます!スタッフみんなもすごく喜びます♡