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【安曇野から発信する潤一博士の目】48~キャンプ~

 山深い御岳火山の地質調査は日帰りでは難しく、宿泊せざるを得ないことが多いのです。フトコロの淋しい学生たちですから、公民館などをお借りしての自炊生活や、テント泊などを取り入れました。このような共同生活は、若者たちにとって成長の糧にもなったようです。

①テントで、卒業研究のフィールドシーズンの全日程を過ごした学生がいた。
調査範囲は御岳西側山体の奥深く。テントはずっと張りっぱなし。
②御岳火山西側山体の奥深くで。 数人で3泊4日くらいの調査。車とテントで。
③十数人で、2泊3日。王滝村滝越南方のクレーター調査で。
テントと車中泊。白巣峠のやや北方で。
④公民館をお借りしての、多人数の合宿調査。 夜のコンパ。
⑤同上。夜食の準備もOK。
⑥御岳火山東麓の山中で。数人で車とテント。 タキ火をかこんでコンパ。

(地質学者・理学博士 酒井 潤一)


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