研究の進捗-ゼミの中間報告-(2020/05/30)
緊急事態宣言が明けると同時に暑い日が続くようになってきましたが、相変わらず外に出る予定などありません。それはそれでしんどいので、年始に沖縄で買ったかりゆしウェアを部屋着として着て何となく気分転換を図っています。
さて、前回は、「データセットの作成」を進捗としてまとめました。この10日間は、講義の課題だったり研究助成関連の事務作業だったりがあり、あまり進捗は無かったのですが、先日、ゼミで研究の進捗を報告する機会が来たので、今回のエントリーではその辺りのことをまとめたいと思います。
私は本ゼミと副ゼミ、2つのゼミに所属しています。本ゼミは財政学と計量経済学のゼミ、副ゼミは経済体制論のゼミです。両ゼミとも、定期的に研究の進捗を報告する機会が回ってきて、そのたびに発表資料を作って先生と他のゼミ生に報告します。この発表機会は、以下の点から非常に重要です。
第1に、自身の研究内容を噛み砕くという作業が必要になるからです。専門の異なる人に対して研究内容を伝えなければならないため、平易な言葉で、時には図表(主にポンチ絵)を用いながら説明していく必要があります。この作業は非常に大切で、自身の研究内容を客観的に見返すことにもつながります。
第2に、有益なコメントをもらえる(ことがある)からです。自分ひとりで研究を進めていると、論理の矛盾や説得力の薄さなどに気付かないこともあります。ゼミでの報告では、そういった点を指摘してもらえたり、全く新しいアイデアをもらえたりします。先日の報告でもとても有益なコメントを頂くことができました。しかし、自身の研究内容を他者にしっかり伝えることができなければ有益なコメントをもらえる可能性は低くなります。新たな発見や示唆を得るためにも、上に挙げた「自身の研究内容を噛み砕く作業」は重要な意味を持ちます。
今回のゼミでの報告を通じて得られた発見や課題を忘れないうちに形にしていきたいものですが、そろそろ中間試験が...。修了要件となっている講義の単位が取得できなければ論文どころではありませんので、向こう2週間ほどは少し重心の置き方を変えようと思います。
Good day.
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