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研究の進捗(2020/04/20)

前回に引き続き研究の進捗状況を書き留めておこうと思います。前回は、「分析に使うデータベースを入手できる目処が立ったこと」と、「研究助成に応募したこと」を進捗としてまとめました。ここ10日ほどの進捗ですが、実はとても大きな一歩を踏み出しました。



研究助成採択!!!!!



研究者の一端として第三者から認めてもらえたような気がして嬉しい限りです、本当に。外出自粛中の鬱屈とした生活に眩しい光が差し込んできたかのようです。

しかしながら、両手放しには喜べないような事実も発覚しました。統計分析ソフトは助成対象外だというのです...。助成金の主たる使途として考えていただけにこれは大変な悲報です...。Stataを購入する気満々だったのに...。

Stataは大学のITセンターのPCにインストールされているものを使えばいいのですが、キャンパスへの立ち入りが禁止されている現状を踏まえると自前のものが欲しかったというのが正直なところです。ちなみにお値段は8万円ほどします。

決まっていることに対して不満を漏らしても仕方がないので、とりあえず空港事業に関する文献と効率性計測手法に関する文献をそれぞれAmazonで購入しました。ちなみに、空港をはじめとする公益事業の効率性計測は、「データ包絡分析(Data Envelopment Analysis, DEA)」「確率的フロンティア分析(Stochastic Frontier Analysis, SFA)」という手法が用いられることが多いです。DEAは、資本等の投入に対する産出の大きさ(産出量/投入量)を指標として事業の効率性を計測する手法で、SFAは、理論上の効率性にどの程度近似しているかどうかを指標として事業の効率性を計測する手法です。(単純化しすぎて逆にわかりづらくなっているかもしれませんが...。)空港事業の場合はSFAを用いた先行研究が少ないため、私の研究ではSFAを用いようと考えています。

購入した文献(一部)は以下の通りです。「グローバル経済における空港のファイナンスと投資」は、斜め読みした程度ですが、空港経営の基礎から最新の空港ビジネスまで幅広く取り扱っており大変興味深そうです。ゆっくり時間をかけて読んでいきたいと思います。

現時点での進捗は以上です。また10日後を目途に進捗を書き留めたいと思います。

Good day.

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