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研究の進捗-締切に追われる日々-(20/09/20)

研究は順調に進んでいるのですが、日本フライングディスク協会(JFDA)の仕事が急に忙しくなり、なかなかnoteに書き留められずにいました。JFDAの件は別のエントリーで状況を報告する予定です。

さて、前回は、データセットの基本統計量の確認を行ったことを進捗としてまとめました。その後、学会発表論文とジャーナル投稿論文の締切が近づいていることもあり、メインとなる研究は一旦休止し、締切の近い2本の論文を仕上げることに注力していました。今回のエントリーではその辺りについてまとめたいと思います。

先ほど、「メインとなる研究」と書きましたが、これは修士論文のテーマになっている研究で、空港の民営化についての研究です。そして、学会やジャーナルでの発表を予定している研究は、平たく言えば民営化の文脈にはなりますが、PFI(Private Finance Initiative)についての研究です。このテーマは社会人になりたての頃から長らく取り組んでいたものなので、むしろこちらの方がメインになるのかもしれません。どこかのエントリーでも触れたかもしれませんが、PFIとは、公共施設の整備に民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用する事業手法のことで、PFIの導入によって低廉で質の高い公共サービスの提供が期待されています。このPFIに関する日本の学術研究は数が少ないため、勝手ながらその発展に貢献したいという思いで細々と研究を続けています。現状、学会発表論文は9割方仕上がっていて、何人かの先生からコメントを頂き、修正しているところです。ジャーナル投稿論文は、過去に執筆した論文を再構成するものなので7割方仕上がっているのですが、枚数制限を大きくオーバーしてしまっているため、スリム化を図っているところです。

また、先日成績発表があり、無事コースワークを修了することができました。昨期は全面オンライン開講と不慣れな部分もありましたが、単位をもれなく取得できたことは素直に嬉しいです。これで、残り1年となった大学院生活を気兼ねなく論文生産に費やすことができます。まずは、目の前の締切から1つ1つクリアしていきたいと思います。

Good day.

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