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研究の進捗(2020/04/10)

ここのところフライングディスク関係のエントリーが続いてしまいました。新しいプロジェクトが動き出したのと決算シーズンだったのとで、少し研究よりも協会業務に軸を置いていたのは間違いないですが、"本業"である研究の方もコツコツと進めています。大きな進捗と言えば、分析に使うデータベースを入手できる目処が立ったことと、研究助成に応募したことの2つです。

その前に私が今何について研究しているかと言うと、「空港の事業効率性」がメインテーマです。昨今、経営効率化を目的に空港の民営化(厳密には「公共施設等運営権制度の導入」)が進められていますが、どのような部分がどの程度効率化されるのかを示す実証的な証拠はありません。私の研究ではそれを明らかにすることを試みようとしています。

そのためにまずは空港事業者の経営データを収集しなければならず、現在その作業を進めているところです。ちょうど先日、最新のデータベースを某一般社団法人よりご提供いただける目処が立ったので一歩前進です。

また、知り合いの研究者の方に航空産業に関する研究に助成金を出している団体を紹介してもらい、その団体の助成事業に応募しました。統計分析ソフトウェアStataや参考文献の購入費用を研究費として頂けるのはありがたいことです。Stataはとても高価なので、研究助成に応募するのは初めての試みですが、採択されることを願ってやみません。

大学院の講義も緊急事態宣言によって5月まで行われないことになりました。外出も自粛するよう求められており退屈な日々がしばらく続きそうですが、少しでも研究が進むよう自らを律していかねばならないと改めて思うのでした。

Good day.

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