膝痛男性_l

片足立ちスクワットでひざを痛めた件

筋トレで効率を求めてはいけない

我が身をもって証明した名言です。


私が日課にしている筋トレがスクワットですが、
ジム通いのボディビルダーのように、

筋肉を追い込んで筋肥大を促すような
ハードなことはしていません。

テレビのCM中や、
レンジでおかずを温めている間といったすき間時間に
ちょこちょこと行っています。

なので、
本格的にトレーニングしている方には、

『児戯に等しい』『お遊戯レベルだ』と
鼻で笑われてしまうんですよ。


もちろん
そんなことは言われなくても
わかってます。

筋肉をつけたいんだったら、
もっとしっかりトレーニングすべきだって。

でも、それをしたくてもできない事情がある。


私、3年ほど前まで、
体力づくりの目的で、
年に数回、山歩きをしていました。

それほど
本格的なものではないです。

トレッキングとハイキングの中間くらいのもの。
時間にして1~2時間程度ですかね。

「昔の日本人は、こうして歩いて旅してたんだよなぁ・・・」とか思いながら歩いてました。

でも、私は生来せっかちで、
なるべく短時間で効率よく物事をこなしていくのに
至福の喜びを感じる性格なのです。

だから、山を歩くにしても、
いかに早く目的地にたどり着いて帰ってこれるかを
考えてしまいます。

のんびりに自然を眺めながら
イチャイチャ歩いているリア充ハイカーを
競歩並みのスピードでグングン追い抜いて進む私を見る彼らは、

『いったい何と競っているんだろう?』と、不思議な物体に遭遇した心境だったでしょう。

そんな歩き方をしているうち、
「下りの最短記録を更新してやろう!」的な助兵衛心が湧いてしまいました。

そんなことをしても、だれも見ていないのに。
今思えば、完全に虚栄心からでしたね。

そうして、実際に猛スピードで下山した結果、
最短記録は更新したものの、
両ひざを痛めてしまい、
現在でも、軽い運動をするだけで痛みが出てしまいます。

よく、スポ根漫画で、
身体を壊すのがわかっていても、無理をして、
勝利はしたものの選手生命が終わる話がありますよね。

それと同じことをしてしまったわけです。


このこともあって、
今でもスクワットで無理ができません。

俗にいう、ひざに爆弾を抱えているようなものだから。

だから、ハードなスクワットは避けて、
すき間時間で行う、軽い負荷のスクワットを続けていました。


ところが、先日、
また、助兵衛心が湧いてきてしまったんです。

「回数をできないなら、負荷を高めれば効率よく鍛えられるんじゃ?」って。

はい、まったく懲りてませんね(笑)。
あれだけ痛い思いをしたというのに。

で、やってしまったんですよ。
片足スクワット

両足でやるより、倍の負荷がかかるからいいんじゃないの?って。

まぁ確かに理屈は合ってますけど、
もう少し深く考えるべきでしたね。

そう、膝にかかる負担も倍になる・・・
当たり前だのクラッカー。

結果、膝がズキズキ・・・やっちまったぁ~


さて、今回、
自分のバカさ加減を思い知りましたけど、
痛みと引き換えに学んだこともあります。

世間で推奨されているトレーニング法は、
ゼロレベルか、プラスサイドにいる人が
筋力を伸ばすためのやり方だということです。

自分のように、マイナスレベル、
怪我などですでに体を痛めている人間が
それと同じことをやったら、悪化させかねない。

むしろ効率は捨ててでも
時間をかけて地道に取り組んでいくしかないんだと。

ということで、
自分には関節に負担をかけない筋トレが合っていると実感しました。

自分なりに実践を重ねて、
その成果は今後、ご紹介していきますね。

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