言葉の記憶。
ふいに、過去に人に言われた言葉を思い出すことってありませんか?
その時は何も感じてなかったり、聞き流した言葉達。
ただ話のネタになるなぁ、と心に留めた言葉達。
「え…。」と、心に届いて衝撃のあまり無になった言葉達。
それを感じずに流れたものが昇華されず、何年も経ってから やってくる。
一説によると、その言葉を受け止められる心になったときに、ふと思い出されるらしい。
きっと、言葉はうまく消化して 昇華して
巡るものなのかもしれない。
最近、何個か過去からやってきた言葉達。
書いてみる。
■今も当時も傷つくこともなく、ネタになるなぁくらいの言葉。
「お前と結婚してもメリットがない」
仲良かった男友達に、結婚して!と言ったら言われたやつ。
後に、マンションを持ってる子と結婚されたので、確かに私はその様なメリットを持ち合わせておりません。
「建設的な性格と考えで 助かる。」
都合よく遊べて良かったですね。あなたにとって、都合がいいということは、私にとっても都合がいいということです。
色々なリスクを考えて、本当にお互いの都合が良いものだったから、助かるのは私もです。
■ネタになるなぁ、だけど実は根に持ってるやつ。
「いるかって、協調性ないよね!笑」
旅行や遊びに私だけ行かなかったら、言われたやつ。興味のないことを、時間とお金を使って、何より苦痛な移動を伴ってまで、皆と一緒に行動しなければいけない意味がわかりません。
行きたい人だけ行けばいい。
苦痛を我慢してまで 群れたくはない。
そんなに私と出かけたいならば 意見を聞いてから決めれば良い。女性特有の群れ意識が苦手。本当に行きたい場所には、行きたい相手とちゃんと行きます、私。
■最近ふいにやってきた中で、これって虎と馬かなぁと消化寸前のやつ。少しナイーブ。
「触らないで。」
元カレに言われたやつ。
日と体調によって、手汗が酷いときに言われた言葉。
若い私は無になった。
「こっち見るな。」
自分が都合が悪いことをしておきながら、いたたまれなくなって逆ギレしてきたやつ。
これも同じ人。
なんだか、やさぐれ感が溢れてしまったけれど…書けたことに意味がありそう。
言われた言葉達だけど、私も誰かに言った言葉で無意識に傷つけたりしてるんだろうか。
きっと、してしまっている。
つくづく言葉は難しい。
傷ついたり、怒ったり、悲しんだり。
喜んだり、温かくなったり、ニヤニヤしたり。心地よくなったり。
できるだけ良い言葉を遣って
良いことには想いを込めて伝えていければいいな。
これからもきっと、心に留まる言葉にたくさん出逢うだろう。
嫌な言葉は思い出されるけれど、その倍以上に素敵な言葉を貰っている。
やっぱり私は言葉がすき。
記憶と心に留めていきたい。
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