はじめに


このマガジンを書くにあたって。

私の妹のことを記す。


妹は、超未熟児の生まれつきの障害者。
知的障害で知能は10歳くらい。
プラス体、特に肺が弱い。
超未熟児の為、生まれつき、
片眼がほぼ見えず光を感じる程度。
見えている方もどれくらい見えているのか
本人がうまく理解できていないので測れない。
矯正して、0.1くらいかな、な視力だった。


それが、何年か前、
見えている方の目が網膜剥離になった。
3度の手術をして、
視野欠損95%
矯正をして0.02の視力くらい。
少し光を感じれていた方の片眼は、完全に光を失っていた事がわかった。
白杖の生活。
ロービジョン。

1人で出来ないことが増えた。


これが、妹のこと。


noteを始めた理由の1つは、これを書きたいと思ったから。
ただ、最初はこういうものではなく、
視覚障害についての啓発的なものにしようと思っていた。

でも、今の私にはまだできない。

それよりも先にするべきこと。
書こうと思うこと。


妹への想い。
日々きちんと向き合ってあげられないことへの、償い。
それを書くことによって、
帳尻合わせをしようという、狡い心。


それが、このマガジン。


とても、ずるい。


気持ちの帳尻合わせ。



ただただ、主観的に書く。
色んな障害があり、色んな考え方がある。
でもこれは、私のnote。

過去の自分へ。
未来の私へ。
そして、妹へ。

贅沢を言うならば、
世界に1人でも同じ境遇の人がいるのなら、
ほんの少し力になれるのかも。
救いになりたいなんて、とてもじゃないが書けない。
こんな人も居る。
過去の経験を少しでも生かせれば嬉しい。


自己満足の帳尻合わせ。


ゆっくり、始めます。

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