技術書典7 「まんがではじめるGo」を共著して、すごく楽しかった話

あらすじ

技術書典参加するって最高だよ

自己紹介

今回、「まんがではじめるGo」の監修・コラムをさせて頂いたmorinと言います。
技術書典7で、11:30ぐらいから売り子もやってたので、顔を見て頂いた方もいらっしゃるかもしれないですね。
挙動不審に立ったり座ってたりしてた大きい女が私でした。

当日の感想

いや、もう……言葉が出ないぐらい、ひたすら緊張して、目に取って貰えるたびに内心が踊っていました。
私は監修とコラムだけなのだけど……それでも。

まぁ、もちろん、大多数はあおいさんの漫画が目的で来て頂いていたのかなとは思いつつ、構成とか一緒に色々考えていたので本当に緊張しっぱなしでした。
ふとコラムっぽい所を読んで頂いているのを見てしまうと
(※どこ見てたかとか見てる訳じゃないんだけど、見本を並べる時とかにみえてしまうのだ!不可抗力!)
「うひゃー、どうですか!大丈夫ですか!読んで頂いて本当にありがとうございます!!」って声かけたくなるぐらいの気持ちになったり。
いや、流石にそんな事されると引かれちゃうので、うずうずしているだけだったのですが。

なんにせよ、二ヶ月間ぐらいすっごい頑張って書いて完成させた内容だったので、「Goの本下さい」の単語が聞こえるたびに震え上がって喜んじゃいましたね。
特に、結構立ち見で中身をじっくり見て頂いて、その後に買ってもらえた時の嬉しさはひとしおでした。本当にありがとうございます!頑張って一緒に作った私の考えた最高のGoの入門書なので、ぜひ……!
どうやら一緒に売り子していたもーりーさん(@hiro_morio)にも「売れるたびにぴょこ動いてますよw」って言われる始末。
だって嬉しかったんだもんね、仕方ないよね!我ながら気持ちわるい反応だったけど!

内容と出来上がるまで

あらすじを見てわかる通り、Goの入門書です。
ただ、昨日の内容でも書いたのですが、Goをそこそこ触ってる人でも楽しんで貰えるような内容にはなったんじゃないかな……。
特に三章と四章のコラムは、コンパイラの内部実装読み返したり結構色々調べまくってひねり出した内容なので、読み応えが出ていると良いな。
とはいえ難しい印象を与えないように、文章で出来る限りユーモアな感じを出そうとしたのですが、これは良かったのか悪かったのかどうでしょう。
内容に関して、宜しければTwitterなりでつぶやいて頂ければ……!

技術書を出してみるって経験も本当に良いな、と思います。
qiitaとかにはたまに記事書いたりするのですが、物理本ともなると気合の入り方が違いました。
Goを改めて調べまくって、私自身のGoの理解力も高くなったな、って思います。
技術書出すドリブンで勉強するというのも、大変だけど非常に良いことかなって思います。
これは継続して行きたいですね。

一番苦労したのは文字数制限。
あおいさんから「コラムは1000文字程度でお願いします!」って連絡があったのに、「はいよ!5000文字を極限まで削って2000文字が出来上がり!」とかやっていて、我ながら本当にだめだなーって思いつつ。
(こういうやりとり、どこかの日記で見たな……)
(監修・レビューした近藤さんにも「そういうとこだぞ」ってお説教を喰らいつつ)
入門書として抑えつつ、Goの思想とか、なぜこの仕組みがこうなっているのか、みたいな所まで解説出来たんじゃないかなーって思っています。

とはいえ、不安な所もあって。
元々プログラマなのを活かして、PrometheusのexpoterやMackerelのagentを書いてOSS的な事はしつつも、インフラ/SREエンジニアなので、Goをプロダクトコードとしては書いていないんですよね。
インフラツールで使う分には良いけどプロダクトではちょっと……みたいな事になっていないか、結構ドキドキしていました。
しかも、すでに結構使われているGoの入門書って、要求されるハードルが高いというか、どの辺りまで狙えばいいのかな、と結構悩んだんですよね。
あおいさんから誘って頂いた時も「今プログラミングをメインの業務としてしていない私が入門書を書いて良いのか?しかも前作で大好評だったおとうふくんの続きを私がやっていいの?」みたいな葛藤はすごくて。
(なんだかんだあり、今はプロダクトのコードも書いているのですが)
でも、せっかくの機会。友達とわいわい技術書を作れる機会なんて二度と無いかもしれない。一から学び直す気で頑張ろう!って事で参加させて頂きました。
直接言うと若干気恥ずかしいので、ブログで書くのですが、誘って頂いて本当に嬉しかった!そして超楽しかった!本当にとってもとってもありがとう!!

コラムの方もですが、監修の方も結構口うるさく色々言っちゃって「ここまで言って大丈夫かなぁ……なんかうざったく思われないかな……」みたいな気持ちで心は折れそうになっていたんですけどね。。。
Twitter上で「ネームまだですかー!」って冗談っぽく送るのも、出来るだけ茶化して重たくないようにしてたのですが、実は内心めちゃくちゃ緊張して投げていたり。

……うーん、この流れだけ見ると本当にふざけているようにしか見えないな。
後は、名前だけで安直にあおいさんにチョコミントアイスを食べさせてお腹壊させちゃったり、業務時間中に雑なクソリプが飛んでくるようになったり、お茶会でコロッケを食べようとしたり。
色々感想は尽きないですね…ってこれこの二ヶ月の話か、濃いなぁ。

まぁでも、最初の方で若干遠慮がちだったリプが最後の方は言いたい放題言えてるようになっているのは良かったかな、とも思ったり。
技術書典通して一方通行じゃなくて仲が良くなっているといいなぁ……。
また一緒に本出せたらいいな!と、思いつつ、監修者の日本語能力がバレてしまったので今度また声かけて貰えるかは不安ですが!
もし次も一緒に出来る機会があれば、楽しくやりたいですね!
(とはいえ次のお題は私がカバー出来ない所かもしれないので、機会があっても次々回以降かも)

反省

健闘したとは思うのですが、前回一瞬で完売した本に残りが出ちゃったのは(諸々の事情はあるかもしれないけど)やっぱり私の知名度と拡散力の下手さかなーって思う所はあり。
また、見本を見て最初の数ページで買うかどうか判断される方も多かったので、最初の方でインパクトとかコンセプトをしっかり出せればよかったな、と思います。
じっくり読んで頂いた方は納得して買ってくれたのかな?とは思いつつ、最後まで読んでもらうためにも最初のインパクトは大事かな、と。
拡散力とかわかりやすさとか、結構自分自身に感じている課題なのでそこは改めて頑張んなきゃなーって感じました。
そこは、次回の何かしらへの反省点としつつ!

宣伝コーナー

なんと!今日販売した「まんがではじめるGo」の電子書籍版が出ています!
(お決まりごと)

色々な事情で来れなかった方や、改めて欲しくなった方は、ぜひチェックしてみてください。
そして、普段お世話になっているmohikanzというコミュニティの方で出した、スクラム体験記「ぼくらのスクラムウォーズ」、こちらもレビュアーとして参加させて頂いています。
(実はここだけの話、本のタイトル名も私が出した案が採択されています)
色んな人のスクラムの体験談は、ぜひとも色んな方に見て頂ければと思います。
私はまだスクラム開発自体はしていないのですが、色々な体験談はスクラムをしていなくてもとても参考になります。

さいごに

改めて。
当日までは本当に大変だったのですが、今振り返ると本当に最高の技術書典でした!
こんなに大きな機会をくださった運営の方には本当に感謝です。
そして、今回お世話になった方にも、改めてお礼を言わせて下さい。
しつこいようですが、気になった方はぜひboothを!
完全燃焼したので、しばらくはTRPGと音ゲーの世界に……。

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