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教育というものについて

谷口たかひさという人の「シン・スタンダード」という本を読みました。
地球環境や食の安全といったテーマが語られる中、最も興味をひかれたのが「教育」でした。
国によって教育は様々違い、日本の教育を当たり前に受けてきた自分ですが、どうも最近の日本は変だと思っていたところへ、他国は根本的に違うんだと改めて痛感。
例えば、
「デンマークでは子供にテストや通知表で点数をつけることが禁止」
「スウェーデンの今日教科書では、≪ルールは変えるもの≫とある」(日本では、ルールは守るもの)
「ドイツの教育は、≪たった一人でも反対できる人を育てる≫ことを目標」(日本ではみんなと同じ、協調性が重視される)
「インドの教えでは、≪あなたも人に迷惑をかけて生きているから、迷惑をかけられても許してあげなさい≫」
「ドイツでは、成績評価の60%は≪授業中の発言≫で決まる」
「フランスでは、いじめた人は罰せられる」

あくまで抜粋であり、個人的に裏付けをとったわけではないですが、なるほどと思わされる内容です。北欧の人々の自己肯定感や幸福度が高いのも頷けます。
機会があれば(翻訳があれば)、北欧などヨーロッパの国々の小学校の教科書を読んでみたいと思います。

日本の教育(試験結果、学歴重視)が必ずしも悪とはいいませんが、ある程度はバランスも重要かと思います。子供たちが子供らしい生活を、自由に元気に送れる環境を作ってあげたい。周囲の人々とあたたかな信頼関係を築けるような、そんな幸せな人生を送るため、本当に大事な教育というものについて、しっかり考えてたいなと思うきっかけになる本でした。

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