記事一覧
ターゲットの明確化②
ターゲットを明確化する上で、自施設のSWOT分析を行ってみる。
SWOT分析とは、
S 強み W 弱み O 機会 T 脅威
これらをしっかりと出して、今置かれている状況とこれから予測できる状況をしっかりと把握していく必要がある。
その上で、強みを生かして弱みを克服する。
機会を最大限活かして、脅威に対抗する。
強みを生かすことはどんどん攻め続けれるが、
難しいのは弱みを克服する事。
理
「人材」を「人財」にする(2)
宿泊業で働くという事。
その目的は接客が好きである、その土地の良さを発信するなど様々である。その中で大事にしなければならない事、何のためにここで働くのか、という理由付けである。
宿が風呂を大事にすべき理由
宿が大事にすべき3つのもの、「部屋」「風呂」「食事」。
この3つのうち一番難しいのが「風呂」である。「部屋」と「食事」は特色のあるモノを作りやすい。
「風呂」は、自家源泉であれば言う事なし。しかしこれはそう簡単な話ではない。
自家源泉であれば効能や特徴をしっかりとアピールすることは当然のことで、他と比べて何が抜き出ているのか?をしっかりと伝えなければならない。
自家源泉でない場合はどうするか
「地」の特徴を活かす
異業種だった私が約20年前に、あるお客様より「せっかく小豆島に来たのに夕食にマグロの刺身が出てきたのは、がっかりした」という話を聞いた時は、何かもの凄い衝撃を受けたことを覚えている。
瀬戸内海の小豆島に来て、マグロが出て本当に美味いと思う人はどれくらいいるだろうか?
それ以来、私は島の宿の方にはお客様が求めているのは、「地」のものであるということを話し続けている。「地」の魚を提供しようとすると
「閑散期」を「繁忙期」に変身させる「きっかけ」づくり
宿が生産性を向上させるには「売上」という分母をあげるのが一番早い解決策だ。しかしながら全国を見ても宿や観光地には必ず「閑散期」と「繁忙期」いうものがあり、年間を通じて毎月安定した売上を稼ぐことは至難である。
もっとみる宿が部屋を大事にする理由
宿が大事にすべき事は「食」「風呂」「部屋」の3つであるということは、申し上げた通り。
その中で「部屋」を大事にする理由は?
宿の中で一番多く滞在するのは「部屋」。それが魅力あるものでなければ旅の楽しさも半減してしまうのではないか?
例えば、部屋の窓から見えるのは「隣のビルのオフィス」ということでは景色を楽しむという期待には応えられそうにない。しかも、こういう部屋の立地を変えることは物理的に無