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『精神科医が見つけた3つの幸福』脳内の幸福物質から決まる幸福度とは?

今回は、樺沢紫苑さんの最新刊『精神科医が見つけた3つの幸福 THE THREE HAPPINESS』をご紹介します。

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精神科医でもある樺沢さんが「幸せになる方法」を、脳内の幸福物質から、わかりやすく紹介しています。

この本では「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3つを取り上げ、「幸せの三段重理論」として分類しています。

それぞれを「セロトニン的幸福」「オキシトシン的幸福」「ドーパミン的幸福」として説明しています。

「セロトニン的幸福」健康の幸福

体調や気分が良い。
すがすがしく、爽やか。
リラックス、のんびり。
集中力が高い。

私はセロトニンを活性化するのに、朝に太陽の光を浴びること、日中のお散歩、リズムよく運動することを心がけています。

「オキシトシン的幸福」つながりと愛の幸福

夫婦関係、親子関係、恋人関係。
寄り添う、スキンシップ。
安心感、幸福感。
コミュニケーション、交流、笑顔。

スキンシップやつながりがもたらしてくれる、人間関係や自己肯定感に関わる幸福だと捉えています。

より愛情や絆に近い部分ではないでしょうか。

私は息子やペットとのスキンシップを日常的に楽しみます。
オキシトシンが活性化されるのは、ふれあいです。

人とはなかなか会えませんが、ZOOMなどでの会話を心がけたり、clubhouseでの読書会でお互いの好きな本について語り合う機会を持ったり、インスタのフォロワーさんとのコミュニケーションを大事にしています。

「ドーパミン的幸福」お金、成功、達成、富、名誉、地位などの幸福

お金、財産など。
目標設定、自己成長。
意欲、モチベーション、やる気。
承認欲求、快楽。

わくわく、どきどきするような情熱のある幸福をイメージしました。

夢や目標は小さいものでも日常的に持っていると、生きがいにつながるので大切にしています。

今は、発信力を身につけることを自分なりにがんばっているところです。

お金の管理なども、積み立てNISAを始めて2年ほど経ちますがやって良かったものの一つ。
メルカリも去年から挑戦しています。

新しい習慣は2か月に1つ、新しいことをやり続けてみることが大事。
1年に6つの新しい習慣が身に着くので、小さいことでも習慣化する癖をつけています。

これは、オードリー・タンさんの言葉から影響を受けました。

3つの幸せを得る優先順位とは?

3つの幸福には優先順位が大切です。

「セロトニン的幸福」→「オキシトシン的幸福」→「ドーパミン的幸福」の順番。

睡眠を充分にとり運動をし、健康を盤石にしてこそ、最高のパフォーマンスが得られます。

その上で、人間関係での信頼が深まっていき、最後に成功を手にするのが理想です。

樺沢さんは、セロトニン的幸福をないがしろにして、ドーパミン的幸福を目指すと、メンタル疾患や身体疾患に陥りやすくなると気づいたそうです。

順序を間違えば、不幸になってしまう。

これらの、幸せを感じるための方法が、3つの幸福から7つずつ日常の生活で無理なく出来るように具体的に説明されていきます。

やってみたいのは、「3行ポジティブ日記」と、「親切日記」と、「感謝日記」、朝散歩30分です。

どれも一気にやるのは難しそうなので、「3行ポジティブ日記」からやります。

1日の最後の寝る15分以内に、今日あった楽しい出来事を3つ書くこと。
それぞれ1行ずつ、3行でOKです。

一番楽しかったことを思い出しながら、ポジティブなイメージで眠りに入る。

寝る直前に考えたことは、そのまま記憶されるそうです。

幸福感がずっと残ると、自分の人生は楽しいものだと思えますよね。

これは、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン博士の「ピークエンドの法則」でも提唱されているそうです。

人間の印象は「ピーク」と「エンド」で決まるというもの。

だから、1日の印象を一番楽しかった出来事と寝る前の感情で決めましょう。

寝る前に考えごとをして、不安になって眠れない人はこの方法を試してみてください。

『ブレインメンタル強化大全』を合わせて読むと、本著はより理解が深まると思います。

脳内物質から幸福を3つに分けて捉える方法は斬新でありながら、最後には納得させられてしまう「幸福理論」でした。















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