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森てく
2022年5月17日 14:17
住んでいる街の警察署がアレルギー者を集めていた。 受付をすませたあと個室に通され、血の付いた金づちを握らされた。「どうです?」と警官。「なんともありませんね」と僕。 スーツ姿の男は、ファイルに何かを書きこんでいる。 謝礼1000円。 部屋を出たとき、本田さんと入れ違いになった。 彼女もまた、警察に協力すべくやってきたようだ。 目であいさつを交わす。 彼女を待つため、僕