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【インキュG】新規プロダクト事業部立ち上げを振り返る

こんにチワワ。実家で飼っていたのはヨーキーの、インキュベーションGの森山です。
「プロダクト統括部で記事を書いていこう!」とのことで、名誉あるライターとして任命していただきました!
11月中に1本書いてくださーい!と言われ、焦って11月30日14時に最寄り駅のスタバで書いてます…。ハハッ…
 
今回は(自称)貴重な初期メンとして、この2年半にどういうことがあったのか書いていこうと思います~。
どういう組織か知ってもらうためにも、できる限りありのままで書いていきます。 

立ち上げ前年からの取り組みについて

2020年4月にプロダクト統括部が組成されました。
が、実は前年の2019年度、中計推進チームというものができました。そのうち1つに新規プロダクトの立ち上げがテーマにあり、グループ会社のパーソルイノベーションに1年間修業に行かせてもらいました。新規事業のいろはを学ばせてもらうために、Dritというイベントの企画・運営をしてました。
 
新規事業といえば!という著名な方々をお招きしながらのイベントで、「ブランド力ぱねぇ」と思ったものです。
せっかくだから司会したいなー!と思い、壇上で話させてもらったことなどは、良い思い出ですね。ウキウキかつドヤ顔で話してたんじゃないでしょうか。
また、沖縄の企業さんと取り組みがあり、それも行かせてもらいました。綺麗な海でしたね…。
え?もはや遊んでたって?いやいやちゃんと真面目にやりましたよ…!
 
2020年の1月くらいから自社(パーソルP&T)に少しずつ戻ってきまして…。
戻ってきた結果、「自由な環境で」「意思ある人」が大事だと思いまして、当時の担当役員に「出島だ!」だの、「エコシステムだ!」だの言って、書籍に付箋貼って「ここ読んでください」なんてデスクに置いたりしました。書籍の経費申請、めんどくさくてしなかったですね。本返してもらってないし…今度なにかおごってもらおう…。
 
そんなこんながあり、2020年からプロダクト統括部が組成された際にも立ち上げ一員に選んでいただきまして、組織が立ち上がりました。
 

2020年 プロダクト統括部の立ち上げ

 当時の立ち上げは7人でした。
どういうメンバーだったかというと統括部長、部長、部長、課長、課長、課長、ボク。みたいな。人件費の塊みたいなチームでした。いや、会社としてちゃんと投資している、ということなのですが。リッチですね(笑)。
平均年齢は38くらいだったと思います。世の中的には若いと思いますが、うちだと中堅以上です。
 
新規「プロダクト」事業ということで、Saasビジネスにこだわって進めていこう!という方針のもと、私は社内のルールや、承認までの会議体のステップを設計・運営をしました。「グループ会社で遊んできた1年間を活かせィ!」という感じでしょうか。遊んでないんですけどね..。
 
当時の企画プロセスの設計を振り返ると、「新規プロダクトつくるための初期投資の額少なすぎだな」とか、「デザイナー・エンジニア参画のタイミング遅すぎない?」とかいろいろ思うところはあります。ただ、ルールが整備されることで一定の推進力は出まして、2020年度は3つの新規事業がスタートし、うち2つが現在も継続して進んでいます。
ちなみに上記の気になる点も2022年の7月に変えました!(今振り返ると2年後に変更って遅い!w)
 
また、会議体の設計はこだわりました。新規事業承認を合議制にすると承認されづらくなるんじゃないかとか、判断の基準がないとわかりづらいんじゃないか、とか。
企画を持ち込む側も「撤退基準を明確にしないと全員が不幸になる」など自分なりの意思を持って設計しました。このあたりは今振り返っても良かったポイントだと思いますし、うまくいったポイントだと思ってます。
 
ちなみに、インキュベーションGは、承認審議の際に「裁判官ではなく、弁護士である」というスタンスをすごく意識しました。審査を運営する立場でありながら、企画側に100%味方するというといことです。
新規事業、さらにはプロダクトだと初期投資が膨らみやすくて、投資の見立てもつくりづらく、冷静に左脳で考えたら投資しづらいはずです。
ですが、やってみなきゃわからない部分も多い(はず)。そのため、インキュベーションGのやるべきことは「経営者のジャッジを支援する」ことではなく、「通した上で失敗確率を1%でも下げるにはどうするのか」という風に考えようと動いてました。

2020年 インキュベーションGの役割


インキュベーションGは自社で新規事業を生み出すために必要なことを臨機応変にやるチームだ!(ドンッ!)みたいなのをキックオフで言ってました。
そのため、「プロダクト企画の設計」から、「手法のナレッジ化(←これはあまり必要じゃなかったかも)」、「人をつなげること」、「過去退職した新規事業責任者に話を聞きにいき、無駄・嫌な仕組みを変えたり」しました。
 
そして、一通り整えた2020年度末に「仕組みも一定できたし、次は結果つくるべきだよね」という方針転換となりまして、2021年度からインキュベーションGは上記に加えて「新規プロダクト事業を創るミッション」もありがたく拝命することになります。
 
「事業を企画する側になりたい」ということは組織のボスに年間通してずっと言っていたので、このミッションは個人としてラッキーでした。
 

次回予告


2021年度は推進機能を新メンバーに委譲しつつ、1つの新規プロダクト事業の企画が通り、任せていただけることになります。
これらの経験を経て感じた「大企業の新規事業組織で大事なこと」みたいなものは、次回作でお伝えしたいと思います!
 
…なんか後半真面目すぎでは…!?
次は近くのタリーズで書こうかな。ちなみに甘党なのでどのお店でもカフェモカしか飲んでません。
 
カフェモカ山より。

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