塾に通って英語が学年トップに
中学2年生になって英語塾に通い始めた僕は、講師にいつも僕が疑問に思っていた事を聞きました。それは、英単語をどう並べれば文になるのかという事でした。当時学校の英語教師はまだ文型については教えてくれませんでした。
塾の講師は、以降丁寧に文型について教えてくれました。
そして僕は納得しました。
英文は文型で意味が決まるという事を。
この文型が分かってから英語は僕にとって実に簡単なものとなりました。
そして、僕は「イソップ物語」などの簡単な洋書を読むようになりました。
勿論、分からないところは塾の先生や学校の教師にも聞いて何とか読了しましたが、僕にはどうしても原書で読みたい本がありました。当時ベストセラーになっていたJ・D・サリンジャーの「Catcher in the Rye」です。
学校の英語教師に相談しましたが「○○君、それを読むのはまだ無理よ。だって、まだ関係代名詞とか習って無いでしょ」
「先生、だったら教えてください。」
こうして、僕は学校の英語教師に放課後、文法を教わりながら1年掛けて「ライ麦畑で捕まえて」を読破するのでした。
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