やり直し英文法 7、基本5文型
前回英文は「~は~だ」型の文と「~は~する」型の2つに大きく分けられると書きましたが「~は~する」型の文はさらに4つに分けられます。これらを合わせて「基本5文型」と呼びます。
中学生、高校生ともほとんどの生徒が文型を理解していません。
文型がわからなくては英文を正確に和訳することはできません。
どうしてなんだろうとよく考えることがあります。
この頃では、どうも文型の考え方に不備があるのではないかと思っています。
僕が大学受験のときから愛用してきた梶木隆一「新英文法の研究」によると「文はひとつのまとまった陳述をするもので、主題となる主部と主題について述べる述部によって構成される。」とあります。主部の中心が主語、述部の中心が述語です。そのほかの要素が目的語、補語ですね。
なのに文型になると述語ではなく動詞になってしまう。言葉の働きによって分類された要素の中に働きではなく品詞である動詞が使われることが理解を妨げているのではないかと考えます。
やはり分類上、述語で説明するべきだと思います。
文の4つの要素、主語、述語、目的語、補語で文型は説明できます。
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