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東京五輪スケートボード(ストリート)で日本、男女共に金メダル獲得!

堀米雄斗選手と、西矢椛選手が東京五輪のスケートボード(ストリート)にて金メダルを獲得した。

今大会から正式に競技として追加されたスケートボード。日本で開催された本大会で、母国の人間が初代チャンピオンに輝く。

この快挙にスケボーが趣味の筆者も感動したし、ただただ嬉しかった。堀込選手や西矢選手と繋がりのある、家族や友人、スケボー仲間などは一体この名誉な現実にどんな気持ちでいるのだろう。


何が流行るか分からない世の中

世界には、凄い人がゴマンといる。

スケートボード競技の中でも注目の的だったのが、”ナイジャ・ヒューストン”選手。アメリカのカリスマだ。今大会で彼のメダルは間違いないと予想してたし、どんな滑りをするのか実に楽しみにしていた。

女子では、日本の”西村碧莉”選手。過去のXゲームでも多く実績があるし、メダルは取れるだろうけど、金であって欲しい、と応援していた。

結果は男女ともに、日本人がチャンピオン。それも女子のチャンピオンは恐るべし、13歳。

今後、男女ともにスケボーの人気に火が点くことと、”スケボーする人はガラ悪い”というイメージが払拭されることを願わずにはいられない。


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そんな快挙の一方で、今回のスケボー解説を担当したプロスケーター・瀬尻稜さんのラフな解説も話題になった。

筆者もリアルタイムで競技を見てて「NHKでこの解説、大丈夫なの?」と少し気になった。

しかし、そのラフな解説はネット上で好評。それも「癖になる」「面白い」という称賛の声が相次いでいるのだ。「あれが”癖になる”の!?」と驚いたと同時に、自分のオジサン化を疑ってしまった。

とはいえどんな形であれ結果オーライ。話題を呼んで、かつ視聴者が楽しんでいるなら、それがテレビにとっては何よりだろう。

後になって”コンプライアンスがウンタラカンタラ…”など、何かしら問題が起こらない事を願う。


”パーク”にも注目

さて、男女ともに競技が終わったスケートボード(ストリート)。

次なる注目は8月5日(木)に開催されるスケートボード(パーク)だ。

スケートボードの競技でも、”ストリート”と、”パーク”がある。この2つで違うのは”コースの形状”だけ。技の出来栄えで得点を競うというルールは変わらない。

なんといっても、応援しているのが平野歩夢選手。2014年ソチ五輪(スノーボード)に出場した時から技の質がとても高く、注目していた。

あれだけの実力を持っていながらも控えめで大人しく、不思議と応援したくなる魅力を持つ選手だ。そんな平野選手、原点はスケボーだったということなので、母国開催の五輪で原点で金メダルという快挙をなすべく、頑張ってほしい。

それだけでなく、それぞれの国を代表して出場しているスペシャリスト達の本気の勝負、華麗な空中戦が今から楽しみだ。


4年に一度の祭典

ニュースの話題を常にかっさらっている「コロナ」や「ワクチン」。ポツポツと明るいニュースが顔を出すものの、翌日には一瞬で現実的なニュースにかき消されるのが最近のパターンだ。

無観客だし、やるなという声もあったし、その他いろんな問題に直面し、結果的に完全な形での開催にはならなかった今大会。

しかし、五輪の開催期間は、良くも悪くも気が紛れる。「メダル」という報道は純粋に嬉しいし、関心や元気、感動を与えてくれる。ピロピロリン、というニュース速報の音を聞いて、ジワッとくるのもこの期間ならではだろう。

開催すべきだったか否かというと難しいが、筆者は「どんな形であれせっかく開催されてるんだから、4年に1度の祭典を、しっかり楽しんで全力で応援する」つもりだ。

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