親を許そうというアドバイスは逆効果であることが研究によってわかっている
アダルトチルドレンは親を許すようにアドバイスされることが多い。
ただ、アダルトチルドレンを対象にした研究ではそれはむしろ逆効果であることがわかっている。
そもそも、なぜ被害を受けた側が被害を与えた側を一方的に許さなければいけないのか?
それは親が自分がやったことを心から悔いた時にはじめて考えるべきことだと思う。
「毒になる親」の著者、スーザン・フォワードはそのことについてこう語っている。
「被害者が一方的に加害者を許して責任を免除し、一方、加害者である親は相変わらず事実を否定し、被害者の気持ちを踏みにじり続けるようでは被害者の心の回復は起こりえない」と。