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ジドリモリコ93 覚悟の朝

自撮りチャレンジ401日目

自分で事業をやっていると毎日が覚悟の連続です。

だけど子育ても子供の成長によっては覚悟がいる。

中学1年生の息子は思春期真っ只中です。
だんだん親とも口もきいてくれなくなったり、ちょっと何か言えばうるさいと言われる日々です。
(私の反抗期に比べれば可愛いもんじゃ 笑)

嬉しいような悲しいような…
でも、これも正常な成長といえますね。

そんな息子との関わりに変化をつける時が来たようです。

一体親がどこまで口を出していいのか?
どこまで見守ればいいのか?
悩み中です。

小学生の頃とは違い、中学生になって、ぐっと大人になった感覚もあり、親が全て把握するというのが難しくなってきました。

先日あった3者面談ではほとんど提出物を出してないというじゃないですか!!さすがにびっくりしました(笑)

小学校の頃も、提出物が出てないなんてことがちょこちょこありましたが、今回はほとんどの教科で提出物を出していない。
息子は一体中学校で何をやっているんだろうと疑問に思うほど。
本人曰く忘れてしまうと言っていましたが、半分嘘にも聞こえたり、どこまで信じていいのかがわからなくなったのも事実です。

3者面談でもそうでしたが、家に帰ってもいろいろ話し合い、成績や受験にも影響することを考えた上で、提出物だけは出そう!と決めました。

そして冬休み。決めたはいいけど、ちゃんと宿題をやっているのか?大丈夫なのか?気になってしょうがない。

そして仕事から帰ってきてはやっているかチェックする。

本当にこれでいいのだろうか…

私にも経験がある。
生まれてからずっと私の母は転ばぬ先の杖を私にやっていた。
あれしなさい、これしないさい。
助けてともいってないけど、すぐ手助けをする母。

社会人になって気づく。
このまま母といたら私はこれ以上成長しないと。

私は危機感を感じ、そしてやりたいことが見つかった時、たまたま東京に行く機会があり、そこで初めて母から離れ(一人暮らしをした)自分が責任を持ってやること。自分自身が痛い目にもあうけど、経験することの大切さを知った。

すべて母が悪いわけではないが、思ったらすぐ行動してしまう私に対し、危なかっしさもあり母は親としてこの子を守らなければという思いもあったと思う。

でも私は転ばぬ先の杖をしてしまう母がとても嫌だった。

やりたい事を止められ、あなたはダメなんだからとレッテルを貼られ、自分では何も出来ない人だと思って育ってきた。

そこでハッとした。

私も息子に同じような事をしようとしていた。

息子のしていることを把握して誰が安心か?
私だ。
ただ私が安心したいだけ。

そして、私があれやったか?これやったか?把握することは息子の成長を奪っていることになる。

20代の頃私が感じた、なんでもっと早くに経験させてくれなかったのか。という思いがふつふつと出てくる。

息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになった(涙)

あれこれ把握して安心してる私は、息子のためじゃなくて自分を守るための行動。
結局息子を信じていないことになる。

ごめんよ。

息子に素直に今書いたような内容を話をした。

「ただあなたを信じて見守ることにした」
そして「いつでもあなたの味方だよ」と。

息子から
「オレのことを信じているんだね」と言われた。

私の行動は息子からしたら、信じてもらえてないと思わせていたのだ。

またまたごめん。

息子の方がしっかり成長していた。
いつまでも出来ないかもと出来ない子供にしていたのは私。

息子の言葉に覚悟できた。
もう彼を信じて待つだけ!

口を出さず、見守ることを覚悟したそんな朝の子育てエピソードでした。


最後まで読んで頂きありがとうございました


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