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株式会社Next Finance Tech のインターンに参加しました

※ 株式会社Next Finance Tech から記事執筆の許可をいただいています

はじめに

こんにちは、Kenryu Moriといいます。

大学院1年の秋頃からおよそ1年半ほど、Next Finance Techでソフトウェアエンジニアとしてインターンをさせて頂いていました。
(あまり使うことのなかったオンライン背景をヘッダーで供養しました)

4月から新卒社会人として別の会社に就職となるので、この機会にNext Finance Techのインターンでの経験について、書いていこうと思います。


Next Finance Techについて

まず、株式会社Next Finance Techについてお話しします。
といっても、具体的な事業内容や会社概要についてはホームページに書いてあるので、この節ではゴリゴリに私の主観を交えた印象を書いていきます。

Next Finance Techの雰囲気を一言で表すと、「ちょっとイケてる偏差値高め大学の研究室」みたいな感じです。

大学の研究室に所属したことがない方向けに言い直すと、高校のクラスに、「めちゃくちゃに勉強している印象はないけど、陰で努力を怠らず、成績が良くて、かといってそのことを鼻にかけるわけでもなく人当たりが良くて、先生方からも信頼されている人」っていなかったでしょうか?
そんなクラスに一人いるかいないかの希少人材が集まった奇跡のような集団が、Next Finance Techです。(褒めすぎ?)

「大学の研究室」と喩えたのは、単に女性の割合が少ないからです(笑)
このことは社員の方々も自虐的に気にされていました、今後に期待ですね。

ちょっとふざけた喩えはこの辺にして、本当に各分野で優秀な方々がNext Finance Techの業務に関わっています。

エンジニアに関しては、大手クラウドベンダーやSaaS、メガベンチャーなどのバックボーンと確かな技術力を持つ方、
金融業界からはビジネスマンなら誰もが聞いたことのある国際的な大企業出身の方
など、それでいて、まったく肩書きに負けないハード・ソフトスキルを持ち、会社の事業に真摯に向き合っておられます。

そのような方々に、「上には上がいるよ」的な話をされると軽く人生に絶望しそうになるので、その辺の話はほどほどに聞いていました😅

会社としては創業期にあたり、まだまだこれからといった感じですが、社員の方々の実力や人間性は本物で、黎明期と言える日本のweb3・暗号資産領域に今後大きな貢献をする可能性を持った企業と言えるのではないでしょうか。

インターン生の分際でだいぶ偉そうなことを言ってしまいました!関係者の方々すみません!
ただ言いたいことは、すごい!楽しみな会社!ということです!(急に語彙力w)


インターンで行った業務

ここから少し具体的に、Next Finance Techでのインターンで経験したことを書いていきます。
さまざまな業務をさせていただきましたがどれもタスクベースで行っており、要件や進め方などを確認した上で、わからない部分や相談などはその都度slackや1on1ミーティングなどでコミュニケーションを取りながら進める形です。
あくまで私が経験したことで今後Next Finance Techに入ってインターンをする!という人は全く同じ経験ができるということではないかもしれないので、ご容赦ください。

研修期間

インターン生として正式に業務をさせていただく前に少し研修期間っぽい時期がありました。
内容としては、以下のようなことを行いました。

  • spring boot(java)Reactを用いた超簡単なwebアプリの開発

  • reactで作成された当時の会社メインサービスを模したテストページを使用したフロントエンド開発試験

私自身インターンを行う以前は簡単な目立った開発経験はなく、簡単なwebサイトを作ったことがある程度のピヨピヨ素人だったので、typescript, reactをメインに、REST API や MVCモデルなど基本的なwebアプリケーションに関する知識をこの期間に学習しました。

フロントエンド開発

正式にジョインしてからは、タスクベースで会社サービスやホームページなどのフロントエンド開発を担当しました。
使用していた技術スタックは主にReact, Next.js, Astro, tailwind CSSなどです。
既存のサービスに機能追加・改修をする形や、他のインターン生とタッグを組んで新たに0から社内サービスを作成するなど、さまざまな形式で開発を行いました。
単なる機能追加だけでなく簡単なアーキテクチャの設計や実装方針の考察なども行い、単にフロントエンドの知識だけではないスキル向上に繋がったと思います。

インフラ開発

主にAWSを用いて、サービスのホスティングや社内サービスの構築に関わるインフラ開発も担当させていただきました。

具体的にはaws cdkを用いてtypescriptで必要なリソースを管理・デプロイを行い、aws マネジメントコンソールで運用監視などを行いました。

AWSはあらゆるインフラ関連のサービスを展開しており、勉強するにも何から始めていいものやらと言った感じで、かつ少なからずお金もかかるので学生ではなかなかとっつきづらいかなと思います。
しかし最近ではたくさんの企業が採用していて、ソフトウェアエンジニアとしては必須の知識になってきているそうなので、学生でありながらインターンでAWS関連の業務をさせていただけたことは本当に貴重な経験だったと思います。

その他

上記だけではなく、会社の事情に伴ってさまざまなタスクを担当しました。

  • gitlabでのCI/CD構築

  • GCPを用いたイーサリアムステーキングのリソース調査

  • AWS lambdaや社内向けサービスの簡単なバックエンド開発

どのタスクに対しても元々知識があったわけではなく、その都度必要な知識をインプットしてから取り組むといった形になります。
その中でフレームワークの公式ドキュメント(英語)を読んだり、githubのissueを見てバグを解消するなど、エンジニアとして業務を行う上で必要になってくるさまざまなことを経験できたと感じています。


インターンを通して得られた知見

1年半ほどインターン生としてお世話になり、たくさんの経験や、メンターの方との1on1をさせていただいて書ききれないほどさまざまなことを感じて、知見を得られたと思います。
そのことについて、一部書いていきます。

今後のキャリアについて

長くなりそうなので一言でいうと、自分には、
「こうなりたいと思う憧れの人はいるけど、なれる気がしない」
といったようなモヤモヤがありました。

先にも書きましたが、Next Finance Techには、若くして優秀な方々がたくさんいます。
そして、1年半インターンに参加させていただいた今でも、こうなれる気がしないなと思う方がたくさんいます。

ですが一つわかったこととして、みなさん違う種類の優秀さを持っているということです。

自分は以前、優秀さとはピラミッドのようなものだと思っていて、エンジニアとして優秀になればなるほど、ある一つの絶対的な何かに近づいていくものだと思っていました。
しかし、インターンを経て、枝葉のように細かく分かれているようなイメージに変わりました。

確かな技術力を持っているという部分では共通していますが、
さらにそこから技術力に特化したスペシャリストの方や、
業界知識に富んでいてプロダクトマネージャーとして優秀な方、
ミーティングを円滑に進めるソフトスキルに富んでいる方など、
さまざまに優秀な方がいました。

どこかで聞いたような話ですが、ドラクエでいう戦士が強力な魔法を覚えたとて、魔法使いに及ぶことはない。
というような話が、本当にそうだなと。

なりたい自分となれる自分が一致しないと悩んでいましたが、大切なことは、自分のタイプや長所を追い求め、極めることだと感じ、
自分の大学院卒業後の就職先を考える上でも、Next Finance Techでインターンをさせていただいたことは大いに参考になりました。

タスクとの向き合い方

社員の方との1on1にて議題に上がったことですが、
「上司やマネジメントの人が、期待している成果物は何か」
についてしっかりとタスクを渡す側と受け取る側で認識を合わせるということがとても重要であるとの知見が得られました。

例えば、1週間のスプリントで、Aというタスクを渡したのにエンジニアからBという成果物が上がってきた。
となれば、当然開発スケジュールに悪影響があります。
また、Aを開発しているうちに必要性が発見され、A+にすることができたかもしれませんが、その可能性すら潰してしまい、サービス品質に影響を与えてしまうかもしれません。

このようなことから、求められている成果物はなんなのかを明確にし、開発中にも都度方向性や進捗についてコミュニケーションをとることが、責任を持って業務を行う第一歩であり、
単に与えられたタスクだけをこなす。と言った受け身の姿勢からの脱却につながっていくと感じました。

さいごに

1年半というインターンにしては長い期間お世話になり、ソフトウェアエンジニアとしての0から1の経験に加えて、さまざまな経験と知見を得ることができました。
魅力的なメンバーと最先端の技術・事業領域に囲まれた環境で、自分を見つめ直し、とても有意義な時間を過ごすことができたと感じています。

また、何者でもなく路頭に迷っていた自分を育てていただいたメンターの方や、エンジニアチームの皆様、社員の方々にはとても感謝しています。本当にありがとうございました!
これからは一人の社会人として、いつか肩を並べられるよういっそう頑張っていこうと思っています。

読んでいただきありがとうございました。それでは!

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