見出し画像

「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#5  「はじめての釜山コヤンニ撮影」編      釜山 韓国編 Part2

釜山編Part2は、ちょっと前々回に行ったときの話をしていこうかなと思うので、まずはそう! 

「時を戻そう!」

「フゥーーッ!」

というわけで、今回は早めに話に入るのだ。これはそう、何年前だったかなあ。釜山の読み方がまだ「プサン」だった頃。現在は何年か前に「ブサン」と、より韓国語の発音に近くなっているのだ。ただ、詳しいことはわからないので、各自調べてコメントに正しい情報を書いておくように。
もう一つの情報は、まだ釜山駅が改築中というか、完成して間もない頃で、山側の広場は現在と違って何もなかった。
そして、これが一番大きなポイント。釜山港がまだ釜山駅の近くにあったということ。久しぶりに釜山に到着したら、前回と全くちがう港でかなり焦ったりしたのだ。
詳しい人なら、この情報で「あ、何年前か」とピンとくるはず。
ここもわかったらコメントに情報を書いておくように。

morikenphoto-pusang_1105のコピー

このときが韓国3回目。初めてと2回目はともにソウルに行ったのだけど、まあネコがいないのだ。ネコはちょっと嫌われている存在ということも聞いていたけど、それでもネコがいないことはないだろうと思って撮影に来ていたのだ。まさか、本当にあまり見かけないとは思いもしなかったのだ。
ちなみに、私は他の国に撮影に行く際、必ずしていることがあるのだ(あった)。それは、現地の言葉で「ネコ」をなんと呼ぶのかを、知り合った現地の人に教えてもらう。
あとはネコ撮影とはいえ、コミュニケーションありきの撮影なので、当然といえば当然なことだけど、現地の言葉で挨拶などを覚える。「こんにちは」、「ありがとう」などなど。以前は数字も覚えまくっていた(滞在が長かったので)なあ。イタリアでは生ハムの量り売りをするときに、すごく役立ったなあ。

morikenphoto-pusang_1212のコピー

釜山は丘に沿って街が形成されているので、山側に行くと急勾配の坂道だったり、急な階段があり、そこに住宅街が広がっている。

morikenphoto-pusang_1298のコピー

釜山タワー展望台へ上がっていくと、たくさんの人たちがそこかしこで将棋のような、囲碁のような見たことがない娯楽に興じていた。

私の撮影スタイルは、とにかくネコの気配を感じ取りながら、写真が撮りたいなあという路地を歩き続けるので、この手の丘にある街は本当に大変なのだ。坂を登ったり、階段を登ったり、今度は逆に降りていく。もうオジサマの足はあっという間に筋肉痛になってしまうのだ。

morikenphoto-pusang_1283のコピー

上への近道。ぐるっと回っていく方法もあるけれど、体力自慢はここを使いなさいと挑戦されているようだ。

morikenphoto-pusang_1199のコピー

基本的にこんな感じの道(階段)が多い。まさに坂の街ならぬ、階段の街である。

ソウルに行った頃よりも何年も経過しているので、ネコも人気が上がってきていることを願って、釜山にやってきたのだ。
なのに、坂を登れど、階段を登れどネコの姿を見かけることがない。
たまにあっても、警戒心が高くてかなりな距離でも、私が写真撮りたいオーラをお漏らししていて、それに気づいて逃げ去ってしまうのだ。

「命拾いしたな」

さ、次行こう。

morikenphoto-pusang_1885のコピー

露店で活気あふれる繁華街。害獣駆除でネコがいそう。

morikenphoto-pusang_1602のコピー

ネコの気配がするような、しないような。なんちゅうか本中華。

morikenphoto-pusang_1888のコピー

発見、おいしいお店(わかる人はいるだろうかこのフレーズ)。

雑踏の中をすり抜けるように歩くネコを発見したので、すかさず追いかける。すると、とある食堂にたどり着いたのだ。そして、お店のおばちゃんに必死に何かを訴えかけていた。おばちゃんもわかってるわという感じでネコを見つめていた。やっとネコ撮影らしくなってきたのだ。

morikenphoto-pusang_1894のコピー

お店の入り口に自分をかわいがってくれている人がわかっているので、甘えた声で呼び続ける姿がいじらしい。

morikenphoto-pusang_1013のコピー

よく見ると首には、真珠のような首輪が付けられているので、かわいがられているのがわかる。

言葉がわからない場合には、その周辺やネコの様子を見ながら、人とネコの関係性を見てながら撮影をしていく。もちろん人から嫌がられたら撮影はしないようにしている。
このネコはこのお店からハシゴして、別のお店に向かうようで、また雑踏の中に消えていくのだった。

以前よりも明らかにネコも見かけるし、撮影しやすいなと手応えを感じながら、私は夜ご飯に何を食べようかとしあわせな悩みを抱えながら釜山の街を歩き出した。

morikenphoto-pusang_1033のコピー

どこにしようか悩みに悩んで、わからないから釜山駅の地下にある食堂街でキムチチゲ定食にありついた。おいしかったなあ。


釜山編はさらに続くのだ。


各種SNSフォローありがとうございます。
目標は大きく! 目指せ30万フォロワー!

オリジナルネコグッズ販売中! 
オンラインストア「にゃんこ屋」やってます!

youtubeチャンネル「気まぐれネコニュース」「オンラインツアー」やってます! フォローお願いします!

twitterもやってます!



猫写真家・森永健一公式サイト Feel So High! cats side.


ブライダルカメラマン&猫写真家のモリケンこと森永健一。 ネコ写真集「あきらめニャければうまくいく」(電波社)より発売中!エキサイトニュース、えんウチ、しらべぇにも取りあげられました。 東京カメラ部写真展4回入選。 ネコフォトエッセイも連載していました。