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変化は時間をかけて

想いを伝えることによる変化を観察する

2月4日は朝から守山ジュニアの練習。今回の言葉がけのテーマは「想いを伝える」ということでした。コーチとしての想い、それは「みんなにどんどん活躍していってもらいたい」「輝く人になってもらいたい」というものです。それを、ほぼストレートに言葉にして伝えました。

それと併せて、子どもたちが考える「活躍する(している)人の像」を思い浮かべてみてもらいました。みんなの中にどれぐらい具体的なイメージができたかはわかりませんが、それなりの年月ソフトテニスを続けてきているメンバーなので、ある程度のイメージを作ることはできたのではないかと思います。

そしてこれは少し荒っぽい方法でもありますが、一部の練習を二つのグループに分けて互いの練習態度を観察できる状況を作り、みんなの想像する「活躍する(している)人」の像と近いかどうかを考えてもらいました。年齢的に自分自身を客観視することは難しい部分もあるかと思い、あえてチームメイトを客観的に見てもらった、ということです。

コーチとしての想いは、一度で真に伝わるものだとは思っていません。繰り返し伝えていくことで、どのように伝わるか、どのような変化が子どもたちに起こるのか、観察していきます。

次に伝えたいこと

伝えたのはあくまでこちら側の想いであり、子どもたちの意思ではありません。しばらく後になるとは思いますが、次に伝えたいことは「選ぶのは自分である」ということです。

コーチの僕としては「活躍してもらいたい」「輝く人になってもらいたい」と思っていますが、子どもたちの側に応える義務はありません。親の想いや期待に応える義務もありません。なので、そこで選んでほしい。自分を高めて輝くカッコいい人になるのか、そうならずに生きていくのか。自分のなりたい方を選べばいいと思います。

社会的にはまだ若造でも子どもたちよりは年長者である僕から助言したいことがあるとすれば、子どものうちに「一生懸命になれる力」を身につけておくのはこの先すごく役に立つということです。いつもフルスロットルである必要はありません。しかし、ここぞというとき、自分にとって何としても叶えたい願望や達成したい目標ができたとき、目一杯の力を発揮する能力が身についていることは、きっとこの先の人生を輝かしいものにしてくれると信じています。


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