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選挙に行くようにしようかな、と思わされるタイトル

4,000万円も損をしていると言われたら「そんなアホな。でも…」という気持ちにもなるんじゃないでしょうか。

選挙、行ってますか?

私は国会議員、知事、県議、市長、市議など、選挙があればよっぽどのことがない限り行くようにしています。特別な支持政党があるわけでもありませんが、一国民、県民、市民として意見の提出と権利の行使をしないのはなんとなく損だなと思っているからです。ただ、それを経済的損失と結びつけたことはそれほどありませんでした。なので、この本のタイトルを目にしたときになんとなく引き付けられるものがあり、手にしました。

政治リテラシーを概説する一冊

4,000万円の話は実際のところ、受益と負担の世代間格差が最大でそれぐらいになるということで第一章ですぐに終わりますが、この本が素晴らしいと感じたのは政治の実態というものを読む人にわかりやすく概説しているところにあると思います。主役は本当に有権者たる国民なのか、国会議員の力、特別利益団体、官僚について、政治に詳しくない人にもよくわかるように説明されています。私も「そうだったのか」がたくさんあり、非常に刺激的に感じる部分がありました。

改めて、選挙に行く意味を考える

読み終えて、私はなおのこと選挙に行くようにしようと感じています。まずは若い人たちが興味を持つこと、当事者意識を持つことから始めなければ、やはり4,000万円は埋まらないでしょう。議員が若者の方に向くようにしていくことが第一歩です。


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