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手間のかかる作業で苦労したらチャンス

単純だけど何回も同じことを繰り返すような作業をしていると
たまに不思議な感覚になります。

「あー。なにこの果てしない作業・・・吐きそう・・・」
という気持ちと

「いやぁ~、やばいな~、でも俺頑張ってるな~(⌒∇⌒)」
という変態的な気持ち

割合的には、「吐きそう」8:「(⌒∇⌒)」2

「吐きそう」の間に「頑張ってる俺~(⌒∇⌒)」が挟まって
また「吐きそう」が続いての繰り返しの末、作業をやり終える。
その後は、達成と安堵の感情が10割になって
清々しくなるものです。

今回の記事は、作業をやり終えて達成感で満ち溢れているその数分に
もうひと踏ん張りしようという話です。

作業を振り返る、次回に同じ労力をかけないために

「決まった文章を打ち込む」
とか
「ある場所に決められたファイルを移動させる」
とかの単純作業は、つまらないし、やり方さえ覚えれば誰でもできるような作業です。

そんな作業をしているのが大好きって人は別問題ですが、大抵の人は1%でも2%でも作業の手間が減ると嬉しいし
手間の削減が積もりに積もって、最初の作業の50%の時間で処理することができるようになれば余った50%で別の仕事を進めることができます。

この改善を繰り返していけば、自分のできる仕事の幅は広がって
幅を広げた分の成果が増える。
成果が増えることは自分と組織共にメリットのある話なので
できる限りはガンガン行った方がいいと思っています

なにより自分のできることが増えるのは楽しい。

だからこそ、作業が終わったあとの最後の仕事として、次回の同じ作業をする時の改善点をまとめた方がいいのです

何を振り返るのか

振り返る目的は
「自分が行った作業をもっとシンプルにして時間短縮できる方法」
を見つけること

振り返る内容は
・作業の一連の流れと工数
・作業に費やした時間

まずは、作業の流れを言語化することで、1つの仕事もいくつかの作業工程に分解されます。

例えば、このnoteの記事を書くにも
いくつかの作業が連動して成立しており

①ネタを考える
②ノートに案と書きたいことを自由に書く
③記事の大枠を作る
④noteに入力する
⑤投稿する
⑥完成した記事を見直す
⑦微修正する
などなどあります。

これを動作でさらに細分化することもでき

④noteに入力する
→PCを開いて起動させる
→ネットに接続する
→ブラウザを開く
→noteのページを開く
→「つくる」をクリックする・・・

のように細かく見れば見るほど分解されていきます。

この細分化された工程を見ることで、時間がかかる動作やエネルギーを使う動作を選び、その動作をよりシンプルかつ短縮できないかの案を考えられるのです。

作業に費やした時間を計測する意味は
次回の作業でどれだけ改善ができたかの比較の証明とするためで
3時間かかっていた作業が次回から2時間で終わるようになったら最高です

+αが将来の大きな成果になる(かも)

自分が元々持っていた作業+αとして
次回の作業をより効率的に回すアイデアを作る

そのアイデアを実践した結果、効率が上がったとしたら
+αの努力が次回以降の作業全てにプラスの影響を及ぼすことになり
作業そのものをしたことよりも価値のある仕事をしたことになるのです。

わざわざ作業後の疲れた時に、+αをするのは
その作業の大変さの感覚や作業工程の記憶、改善したいという情熱が一番新鮮な状態になっているからです。

人は辛いことを忘れやすい生き物なので、気持ちと記憶の鮮度は意外と大事です。

マラソンの時にしんどくて「死ぬ、死ぬ」って何回も思っていたのに
走り終わった1時間後には、「あの時もっと走れたなぁ~っ」て思い返す経験をして以来、人間は辛かった過去も忘れられるんやなってわかりました。

今週私がした作業も次回以降に同じ工程で同じだけの時間をかけたくないと思ったので、メモに作業の中の問題をいくつか提示してその問題への対処法までをまとめました。
目に見えにくい成果ですが、この習慣が当たり前になれば自分の抱える多くの仕事が少しずつ改善され、自分の余白を作れることになると思うと
やるっきゃないです。

きゃってなに

それでは

おまけ

大学の同期と数か月ぶりに会って、ご飯を食べながら話しました

楽しかったです。

またね

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