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自分の仕事を言語化する

社会人として働き始めてからなんだかんだで1年半以上経過していて、
ある程度できることってのも増えてきました。

しかし、できることが増えることはいいものの、その全ての仕事の管理とやり方などが整理できていない状態です。

今まではその場の咄嗟の判断と感覚に頼って業務を実行していましたが、
そのやり方を続けていくことも難しくなってきたため徐々に改善していくための対策として、自分の仕事を言語化して整理しようと思います。

現状把握と共有

まず、前提として言語化する必要があるものとは、
業務を一言で表現する「名前」と「目的」と「流れに沿った手順」です。

他にも、どんなツールに関わるかとか、細かいQ&Aのようなものなど、盛り込もうと思えば、無数に湧き出てきますが、言語化する作業を継続して実行するためにも難易度と工数を最小限にします。

言語化する意味は、自分自身が現状の全体を把握することと、その状況をチームに共有できるようにするためです。

仕事は、ただ目の前のことを進めるだけでOKなほどシンプルでもなく、
少し先や場合によっては自分以外のことも見えないといけません。
その時に、誰かの脳みそだけに情報が残っている状態だと、その誰かに問題があったことに気づけなかったり、フォローに入る対処ができなくなってしまいます。

それは自分自身においても同様で、問題として浮かび上がるまでに対策すべき案件があっても、自分が整理できていない状態だと発見することができないのです。

また、その状況をチーム内で共有するためにも共通言語での整理が必要になります。
チーム内での仕事に関する情報共有をしたり、連携をとる際に、
都度脳みそから情報をアウトプットしていては、抜け漏れにも気づけなかったり、時間を無駄にしてしまうのです。

だからこそ、チームメンバーと自分が仕事全体をコントロールするために
仕事を言語化することが必要になります。

ドクターストレンジの能力も言語のおかげ

MARVELシリーズの「ドクター・ストレンジ」でも言語化の重要性がわかります。
シリーズを通じて魔法使いとして活躍するドクター・ストレンジですが、
彼は生まれて何もせずに能力を身につけた訳ではありません。
修行を積んで、勉強もして能力を身につけているのです。

映画の中でも、一人で複数の書物で勉強している姿がありました。
ある魔法のやり方が本に記載されていて、
それをドクター・ストレンジが読んで、すぐに実践しているのです。

つまりは、ドクター・ストレンジが活躍したのも、
書物を作った先人が、言語化の重要性を理解していて、それを実践したおかげなのです。

ちなみに、俳優さんの声が渋くて非常にかっこいいです。

業務の始め方が肝

言語化して、整理された状態を維持するには、
業務を始める前の準備段階が重要だと考えています。

そして、整理をする対象は、「現在取り組み中」のものと「新規案件」と2軸あり、現在取り組み中は、そもそもの全体像の把握から始まります。

全体像の把握のためには、とりあえず持っている仕事一つ一つに名付けします。
名前がついて記録されたものは、1つの仕事として認識できて、名前をつけていくことで一つ目二つ目と積み重ねることができる状態にするのです。
それを、全て進めてしまえば、全ての仕事をカウントできるようになり、全体像の把握は完了です。

そこから、それぞれの業務の中身に注目していきます。
作り方は、普段使い慣れているWordでもメモ帳でも手書きノートでもいいです。
ただ、ストックすることを想定しているため情報を溜めやすい形式が好ましいと思っています。

並べられた各業務の目的と、手順を箇条書きで書き進めることを業務自体の着手の前にしてみるのです。
既に着手中の業務も一時的に苦しいことを我慢して、一から遡って整理していけば新しいものは整理されていくため、負担は少しずつ小さくなっていきます。

新規案件は、着手する前に名前と目的と手順をまとめていきます。

注意点として、業務の手順作成については間違いがあることも考慮しなければいけません。
ですが、手順について多少の間違いがあったとしても、名付けがされていれば、
その業務の存在を見失う心配はないので、優先度として高いものは名付けであるとも考えられます。

仕事の全てが整理されている状態を継続できると、
チームとの連携や自身の状況把握とコントロールにも大きく貢献できます。
面倒だと思うような細かいことが、積み重なることで自分を助ける結果になると信じています。

それでは、

おまけ

先日、常に隣にいたイヤホンの片方を失ったことで、新しいのが欲しくって、
イヤホン専門店に初めて行ってきました。

商品が盛り沢山で、価格帯が1,000円とかから数万、数十万のものまであって、
イヤホンだけではなく、ヘッドホンやアンプなど周辺機器などが揃っているいかついお店でした。

そこで、普段見ることもない、機械に繋がった高級らしいヘッドホンも借りて、
高級な音楽体験をさせてもらいました。

体験してみてわかることは、
素人には高級なものの価値を十分に実感できないということでした。

私が普段使っているものから価格が平気で10倍になっていたりするので、
聴く前の私の期待も10倍になるんです。
普段使っているイヤホンの10倍と考えると、隣で歌ってもらっているとかの次元を超えて、自分の体内から聴こえるのかなとかと胸を躍らせてしまいました。

体験できたおかげで、そこまでお金費やさなくて良いやって納得することができたおまけに、何かの道のプロになってその高級品の価値を実感したいとも思いました。
私は音楽や音へのこだわりや情熱というのがなかっただけで、
アーティストや音マニアの人はその高級なものの価値を十分に理解して味わうことができるのです。

値段も時間も忘れて何かに没頭する人って魅力的で憧れてしまいます。
もしかしたらただ私が気づいていないだけかもしれませんが、
自覚できていない自分が少し寂しくなりました。

新しい何かとこれから出会いがあると信じて、今日も生きていきます。

またね。

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