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人の話は聞いとく

最近、自分以外の誰かに時間をもらって色々と話を聞かせてもらう機会を作っています。

元々、人と話すのが大好き!っていう性格でもないのですが、人と話すと学びがあるって思っていて、家で引きこもってしまう自分への対策でもあります。

自分と関係性がある誰かと話をする機会を設けて、
その会話での学びを吸収しましょうという話です。

自分にない考え方と経験

人の話を聞いた方がいいと考える理由は、
自分が経験していない体験とそれに伴う考えや学びを自分の知識として取り入れるチャンスだからです。

私と全く同じ環境で生きてきた人はいなくて、周りにいる人みんなが自分と違う生き方をしています。
その人たちから話を聞くことは、1冊の本を読むように物語を追体験するきっかけになるのです。

考え方が自分と相手でどう異なるか。
異なるきっかけや理由はなんなのか。
それを学び、自分事に落とし込みできると、自分の行動や考え方がアップデートされていきます。

健太郎とおじいちゃんに関する話

映画「永遠の0」では主人公の健太郎を軸に、太平洋戦争で戦ったおじいちゃんの話が展開されます。

戦後の現代に生きる健太郎が当時の戦争の生を体験することはできません。

ですが、おじいちゃんに関わりのある多数の当事者からの話によって、おじいちゃんの存在とやってきたこと、生き方についての謎が紐解かれていくような流れで進んでいきます。

最初はおじいちゃんが「臆病者」という呼び名で呼ばれていたという事実がわかって、その呼び名が付けられた理由ってなんなの…て。
映画を通して現代を生きる健太郎は、人の話を聞きながら少しずつ学んでいくのです。

ちょっとした雑談でも食事のお誘いでも

きっかけを自分から作ることが簡単に実行できる行動です。

一緒に帰る時とか、仕事終わりの夜とか。

話を聞くことは相手の時間をもらえてこその行動なので、最大限の配慮をすることは当たり前のように必要になります。

また、自分にない情報を聞いた上で、
自分の価値観や行動に転用できるかを自分の中で思考することが重要です。

自分と異なる哲学を聞いたとして、
今の自分の人生をより前進させるためにも思考や行動を真似すべきか否か。
真似しようと判断して、自分ごとに落とし込んだ後に思考と行動の質が我流の時より改善されることで、人の話から自分がアップデートされたことになります。

聞いたこと全てを真似すべきとも真似できるとも思いませんが、自分自身の中で一度噛み砕いた上で取り入れることで自分+周りの人の良いとこ取りができるのです。

それでは、

おまけ

昔から未知の領域を散歩したくなる冒険家気質な私ですが、
ある弱点を持っていることに気づきました。

それは、外で活動するとめちゃくちゃすぐ疲れることです。
何を買うでもなく、何を食べるでもなく、ただただ30分くらい日中に外を歩いただけで眠たくなる能力があるようです。

街ブラをしたついでに本屋さんに立ち寄ってみても、
どんな本があるかな〜って本を楽しむ暇もなく、
眠たい
帰りたい
足だるい
が押し寄せてきます。

それを耐えるのに精一杯なのです。

結局、本屋さんに着いてもなんとなく探してた本を見つけることもできず、本屋での運命の出会いもなく。
ただ、すれ違う人とぶつからないように神経を擦り減らすのみ。

服屋が建ち並ぶオシャレな通りについても、購買意欲より帰宅欲が強すぎて、持ち帰るものは疲労と羨望の念のみでした。

散歩というなんでもない行動に対しても、何も成果物がないからとなんとなく失敗した気がする思考回路も弱点かもしれません。

またね。

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