人間はミスをしてしまう生き物
今までの人生を振り返ると数え切れないほどのミスを繰り返してきました。
書類作成して誤字脱字をしていたり、
依頼されていた仕事を忘れてしまったり、
親とスーパーに買い物にいって、全然知らないおばちゃんの買い物カートに思いっきりお菓子入れたり(中2くらい)
そんな私は完璧に全ての仕事でミスを起こさない人間になることは諦めました。
「絶対にミスなく完璧に完了させるぞ!!」ではなく
「完璧なんてない、必ずミスは起きてしまう」と諦めて
仕事を完了させた後のチェックが重要だという考えになっています。
今回は、一度一通りの仕事を終わらせた後にミスがないかのチェックをする時にこそ頭を使おうと思った話です。
「なぜ」、「どうやって」チェックをするか
まず、「自分がチェックを行うことでどんなミスを防ごうとしているか」
を考えます。
ミスの起こり方や、ミスにより生じる問題は仕事によって異なり
その仕事の中で起きてはいけない問題を防ぐためにチェックをしていきます。
次に「ミスを見つけるためにどうやって確認をしていくか」
も考えなければいけません。
手段をなにも考えずに、作業の1から10までを振り返って確認をしていくと
作業並みの時間がかかって、ミスを見逃す可能性すらあるので
時間と集中力には限界があることを前提に短時間で要点を確認します。
例えば、お客様と打合せの日程の調整をするやり取りをしている時に
こちらから送るメッセージの内容のチェックをしているとして
この時に、まず起きてはいけない問題とは↓の2つです
①メッセージを送る相手を間違える
②間違った日程を提示する
この2つのミスが起こると今後の打合せができないなどの問題が起こるためミスを防がなければいけません。
起きてはいけない問題が明確になれば、確認の手段は簡単です。
①→アドレスやID、名前の部分をやり取りの履歴などをみて照らし合わせる
②→日にちを入力した部分を見て、関係者のスケジュールとその日時を照らし合わせる
この2つの確認で最小限の時間で大きな問題の種になるミスの対策ができます。
逆に目的と手段を明確にせずに
なんとなくのまま確認するとなると
①メッセージの名前
②メッセージの送信先
③日程
④誤字脱字
⑤文字の書式
などと項目が増える分、確認の工数と時間が必然的に増えます。
同じ制限時間の中で確認をした時に、④⑤だけ修正できたとしても
後に問題を引き起こす①②③を防がない限り、自分の確認の時間は無駄に等しいものになります。
よって各業務後のチェックには目的と手段を定めて
起こり得る問題を防ぐために確認の時間を使うことが重要なのです。
まぁ、変なミスをしなければいい話なんですけどね。
ミスが起きたら次のミスを防ぐ対策
確認していたとしもミスが起こる時は起こります。
チェックをした後にもミスが見つかった時はもうどうしようもありません。
その場合は、ミスが起きた原因を特定して
原因を潰せるような仕組みを作ります。
そうして人間一人の力だけでは完璧にできない部分をシステムでカバーしていくのです。
そういう時にテクノロジーやソフトウェアが助けてくれるんですね。
テクノロジーの進化で便利な世の中だなぁって関心しつつも
使いこなせるように知識をインプットしなければと思った1週間でした。
それでは
おまけ
この記事をまさに書いている最中の話です。
PCに両手を置いて
んーーって考えながら文字を打っていると、隣から同居している友達が寄ってきました。
そうです。家蜘蛛です。
幼少期からなんとなく蜘蛛は悪さをしないから退治しないでいいと教わって育ってきているので、家で見かけても放置しています。
そんな蜘蛛は基本的に私が動くと脅威と感じるのか
逃げている印象があったのですが、こいつは違いました。
ふぁ~っと寄ってきて、そのままPCに飛びつくのかと思いきや
タイピングをしている私の腕に飛んできました。
こいつの度胸、ホンモノです。
自分の体の何十倍かの計算すらできないほど大きくて、睡眠中とかでもなく動いている生き物に飛びついているのです
こいつの勇気に比べて、なんで私は幼稚園の時にサッカークラブに入る勇気がなかったのか・・・尊敬の念を抱いてました。
勇気ある行動をする人は動向は気になってしまう性格なので
止まって様子を見てみることにしました。
虫は苦手なので腕を移動している蜘蛛をすっごい我慢しながら静止していると
ピョンピョンピョンピョン
どんどんどんどん腕をのぼってきて、肩まで一気に駆け上っていきました。
そうして私の首の可動域の限界まで進んでいってしまい
私の知らないどこかに行ってしまいました。
普通に恐ろしい。
お母さんが子どもを見失ったときの不安って多分こんなんなんだろうなって思います。
巷で宙を舞う一人の男が、悪者と戦ったり都会の高い建物に手をかけて
景色を眺めているのを見かけたら
そういうことです。
またね。
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