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複数の事象は一旦寝かせて対処する

先日、普段考えないようなイレギュラーな案件を複数抱えて、それぞれへの対処が必要になりました。

それは、コナンくんの世界だったら3件の別々の殺人現場に1日で居合わせたような感じです。

コナンくんみたいにそれぞれの状況整理から推理をしなければいけなかった私は、彼のように1話の尺に収まるように解説まで進める頭脳は持ち合わせていません。
なので私のような状況に陥った場合、時としてその日の内に全てを解決させようとせずに問題を寝かせることも必要だと思ったのです。

複数のことを同時に処理できない

私の問題なのか人間の脳みその構造上なのかは定かではありませんが、
とにかく私は複数のことを一斉に考えて処理するよう動くことはできません。

脳みその神経伝達は体内で信号を行ったり来たりさせて情報処理しているらしく、
他人から見たときに複数のことを同時に処理する天才も、脳内では情報が行ったり来たりを何回も繰り返しているようなのです。

よって、物事の処理には「順番」が肝心だと分かります。

また、順番を気にせず複数の問題を無理に処理しようとして、それぞれが壁にぶち当たった時、その壁を解消できない焦りが生じてその事象に対して冷静に見つめることができなくなってしまう自分がいます。

冷静さを失うと思考が凝り固まってしまい、
頭が回らない感覚になるのです。

だから、対応している案件が詰んだら、一旦それを放置して
落ち着いた時に1から取り組んでみることで別の視点から見つめることも必要なのです。


マーフも父からのメッセージに集中したことで問題を解決させた

宇宙映画の「インターステラー」では、パパであるジョセフと娘であるマーフィー(マーフ)が人類生存のために活動します。

ジョセフは宇宙に飛んで新しい生活できる惑星を探している間、
マーフは地球から重量の研究を進めて、人類移住の答えを探し続けます。

物語の終盤、マーフが甥っ子の命を助けだすことと同時に自分の研究の謎を解明するため、自宅に向かいます。

色々と事情があって弟と喧嘩している中、その弟の目を盗んでマーフは甥っ子を助け出そうとしていました。
ですが、弟はマーフのいる自宅に向かっているため残された時間はわずか十数分という危機が迫っている状況です。

その中でマーフは自分の部屋で、研究の答えを見つけるためにさまざまな思考を続けます。

甥っ子の救出と研究の答えという2つの問題を抱えているマーフは結果として、自分の研究の答えを出すことで弟をなだめて全てを解決させますが、
その時のマーフは両方の問題に対して同時に対処していることはなく、
自分の研究の答えを思考している時間、弟の帰りはガン無視でした。

つまり、宇宙の研究をしているような天才でも、
最優先事項を一つ絞って、それに対してフォーカスすることで物事を解決させるのです。


優先順位を決めて最優先以外は一旦寝かせる

色々な問題が複数発生したらどうするか。

まずは、「何を最初に対処すべきか」
の最優先事項をはっきりさせることが必要だと思っています。

順番付けができないと、自分の頭に同時に処理しなければいけない感情が湧いてきて、焦りに転じていきます。

それぞれの状況を見た時、これは「明日でいいや」案件だとわかると、途端に落ち着きを取り戻すことができます。

「明日でいいや」案件は対処法を考えた上で、自分の中で「詰んだ」と思って答えが出せなくなったら、それについて考えることを一旦やめて、その次の優先事項にフォーカスして解決できれば最高です。

「できる限り今に近い時間で処理すべき」案件は、
他のものが「明日でいいや」案件と認識されることで、思考から排除できて集中できます。
そもそもその一つの問題が解決不可能な場合は、チームに相談をして解決すればいいのです。

「順番に」かつ「冷静に」を意識して目の前の問題に取り組み続けることで、
私たちは困っている人を助けていくのです。

話がまとまった私は、noteを終えて寝る準備に集中しようと思います。

それでは、


おまけ

東京にはラーメン屋さんがたくさんあります。
有名なお店もあれば、まだ私の知らないような美味しさのラーメン屋さんもあることでしょう。

しかし、私は滅多にラーメン屋には行きません。
なぜなら、私は自分の手で伝説のラーメンを作れるからです。

まずは、肉のハナマサで、
とんこつラーメンの袋麺を買います。
楽して伝説のラーメンを作るためにはこれは欠かせません。

他には、スーパーで
・開けたら食べられる「角煮」
・しめじ
・のり
・チンして食べられる「ご飯」
・醤油

を買ってくればもう完成したようなものです。

ラーメンの作り方を見ながら袋ラーメンを作っている間に
しめじを醤油で炒めて、ご飯をレンジでチンしておきます。

そして、ラーメンが出来上がったら、
しめじと角煮とのりを入れて、ご飯もレンジから出して水と一緒にテーブルに並べたら完成です。

なんと美味しいことでしょう
匠による無駄のない動きにより、元々美味しいラーメンが更に美味しいものへと変貌を遂げました。

のりとしめじの香りは、とんこつのだしと絡み合って、
麺を掃除機のように私の口が吸い上げてしまいます。

ラーメンの濃い味だけでは口がガヤガヤしてしまうので、
ご飯で調和させて、水を飲んで口をリセットするのです。

現代のインスタントラーメン技術にあやかり、
自身の創作を楽しむ。

この生き方こそが今の私たちの賢い生き方なのです。

またね。

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