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問題を解決させるための判断

仕事をしていても日常生活でも人は判断を強いられることがあって、
判断する力は問題への解決法が一つに定まっていない時に必要となります。

どんな行動をするにもまずは自分の行動を複数の選択肢から選んで、
その選択によって行動が変化し、結果が変わるのです。

問題解決の起点でもある判断をどうやってスムーズに進めるかを整理します。

判断が遅いと問題も大きくなる

分かれ道があった時にどっちに行こうか悩み続けていたら、
当然前に進むのは遅れてしまいます。

その遅れが問題への対処でも同様に発生すると、
時には、元あった問題から派生して予想していない別の問題が発生することもあります。

山での小さな火種も放置していたらいつの間にか山全体を覆う災害になってしまうことから、問題も小さな内に対処して解決することが必要なのです。

そう考えると、お題が難しくて判断に時間がかかっている時、
その問題が大きくなっているリスクを抱えながら時間を消費しているという自覚が重要になります。

新聞社編集長は判断が一瞬

サム・ライミ監督の「スパイダーマン」(2002年)では、スパイダーマンを写真で捉えて記事に掲載しようとする新聞社編集長がいます。

彼にスパイダーマンの件も含めて仕事や依頼が押し寄せるシーンがありますが、彼をビジネスマンの人として見ていると判断が早すぎて関心してしまうほどでした。

スパイダーマンの記事を新聞にどのような形で掲載するかの話と合わせて、
「テーブルクロスはどれを買えばいい?」という奥様からの質問も即答で回答しているのです。
ほんの一瞬で彼が判断をして回答をしているのがわかります。

彼は早く決断して回答することがどれだけ重要かを理解しており、
その判断の早さによる能力で編集長としての仕事をこなしているのです。

優先順位を決める

可能な限り的確かつ迅速に対処するには、
まず、何を優先すべきかの基準を設けることが必要です。

・チームの成果や売上達成のために
・問題によって関係者に起きる悪影響がどれほど大きいのか
などの複数の考慮すべき要素がある中で、何から順番に考慮するかを決めておきます。

一度基準が決まれば、それを基にそれぞれの問題の回答をいつまでに出す必要があるかの期日を設定します。

問題への対処が必要になった都度、期日を設けることで期日が近いものから優先して対処すべきものだと明確になります。

そうなることで、あれもやらなきゃ、これも早くしないと
と考えて集中力が分散する対策にもなりつつ、重要な問題への対処が遅れないようにすることができるのです。

問題とは予期せぬタイミングでふりかかります。
発生した都度、経験だけで対処するのではなく事前の準備で対処することも問題を解決するための能力となります。

それでは、

おまけ

ひっさしぶりにカラオケに行きました。

なんとなく斉藤和義さんの歌を聴きだしてから、カラオケの衝動が襲ってきて、普段のストレスと歌うたいのバラッドを歌えないストレスを全て解放してきました。

カラオケで遊んでいると、歌うことで楽しみつつ、
学生時代の遊んでた時期を思い出して不思議な気持ちになりました。

思えば、学生時代はゲームもないしお金もないし、大した趣味もないしで困ったら良く友達とカラオケに行っては、自分の歌いたい歌をそれぞれが自由に歌っていました。

その時のカラオケはみんなで一緒に歌うのが目的ではなく、
採点モードでそれぞれが自分の歌唱力を確かめ合います。

それぞれの歌の好みが違うことから、
歌っているのを聴いてもまったくみんなピンと来ないのです。
ピンと来ないから同じ空間にいるものの、曲を聴いてなくても許してもらってて、時間になるまで各々で時間を消費していました。

でも同じ友達と何度もカラオケに行っていると、
いつの間にか友達の歌う曲が、自分の中での思い出ソングになるんです。
他の人がカラオケで歌ったり、その曲が話題にあがったりすると、
「あー、それねーいい歌よねー」と一丁前に語れるようになってたりして。

そう考えると、「カラオケでみんなが歌ってる!」的な注目のされ方って、自分の想像以上に価値のあることなんだって思います。

HYさんの「366日」なんて野口英世くらい偉大なのかもしれないです。

またね。

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