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ルールは変わる

私生活においても、仕事においても身の回りにはルールってもんがあります。

このルールは、ご時世や関わる人の状況に応じて変化していきます。
ルールの変化と自分にどのような影響があるかを理解して、自身の行動を適応させる必要があるって話です。

当たり前だった行動がエラーになる

ルールが変わったことに気づけずに、自分の行動が変化後のルールに反したことだとすると、正しいと思っていたとしてもその行動が問題となります。

今まで自分の中で当たり前だった行動も、
ルールに反する行動であれば、不適切な行為になるのです。

だからこそ、ルールを常に理解しておく必要があり、
そのルールに則って自分がどう行動すべきなのかを判断する必要があるのです。

アズガルドとアメリカのルール

ソーが初めて地球に降りてくる「マイティー・ソー」では、
アズガルドの王の息子であるソーが地球での生活をすることになります。

当然、地球の中でも国によってルールが大きく異なるこの世の中で、
地球人と地球外生命体のルールが一緒な訳がありません。

豪快な性格のソーは、アメリカのダイナーで地球人のジェーン達に食事を振る舞ってもらって食事をしていました。
その時に、マグカップに入った飲み物を気に入り、ソーはおかわりを要求するとともに、持っているマグカップを地面に叩きつけて割ります。

地球のルールでは器物を壊す行為にあたり、ルール違反とされますが、
ソーにとってはアズガルドでの当たり前の行動だったのです。

それをジェーンに叱られたことで、ソーもルールを理解し、自身の行動を変化させていきました。

常に周囲の情報を取り入れて、変化の内容に注目する

ジェーンに教わったソーのように、
自分が知らないルールであれば、周囲から情報を取り入れることが必要です。

今の自分の生活に存在するルールは何なのか。

仮にルールの変化を知っているのであれば、その変化がどんなものなのかをまず理解していきます。
ただ、その理解だけでは浅く、その変化によって自分の行動をどう変えるべきなのかまで深掘りしていくことが必要です。

ルールが変わったことだけを把握して、自分の行動が不適切なままではルールを理解する意味がないからです。

常に周りに情報を取り入れる手段を持っておき、
最新の情報を基に、自分の行動も常に改善していくことが変化が起こるこの世界で重要となるのです。

それでは、

おまけ

つい先日、私が近所の外を散歩していた時、あるおばあちゃんに話しかけられました。

その人は駅から5分ほど先にある公園のようなところを目指しているらしく、
その場所に行ったことはあるものの、普段とは別の行き方のため、迷っていたようです。

人が困っていたら助けてしまう我が性に抗うことなく、
その人を目的地まで導くことにしました。

歩いている最中は、「天気良くて良かったですねぇ」とか王道の話を振っても別の話を展開されました。
また、当の本人もざっくりとした目的地は決まっているものの、その公園のどこに向かいたいのかがはっきりしていませんでした。

そんなこんなでグダグダと進んでいたら目的地に到着しました。

そこは敷地が広く、到着したのもそこの小さな入り口の一つに過ぎない場所です。
それもあってか到着しているのに本人は感動している様子もなく、むしろ私に声をかけた時より不安を感じていそうな表情を浮かべているのです。

やばい、
人助けのためにおばあちゃんの話を聞いて、足動かして、導いたつもりだったのに、
本人が助かっている様子がない。

でも、本人も具体的なゴールが見えなくて、誰もゴールが見えない挑戦に見ず知らずの2人が挑んでいたのです。

その瞬間、私の役立たず感が世界に充満し、私がむしろお荷物になっていきました。

結局私は、負けを認めて近くにいた公園の関係者のような人にバトンを渡し、その場を去りました。

人助けに負けがあることを初めて知りました。
人を助けるには、知識も判断力も行動力も必要なようです。

またね。

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