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natadecoco
マネジメントtips:プレッシャーと生産性
仕事でプレッシャーは付き物です。納期あれば、納期のプレッシャーがあるでしょうし、成果物があると成果物としての品質のプレッシャーがあるでしょう。
もちろん、エンジニアという職種の人達には、プレッシャーの中で仕事をしている事が多いと思います。
プレッシャーと生産性
トム・デマルコの著書『デッドライン』によると、プレッシャーを掛ける事によって、生産性が向上しない。
*結構古い本ですが、読みやすくて良い本です。
理由は、「思考は速くならない」からだと記されている。
プロジェクトには、様々なプレッシャーが存在する。
そして、人間は、プレッシャーを与えられるとそれに対応して、生産性があがると思われている。
しかし、人間は、プレッシャーを与えられても、思考が早くなる事は無い。
頭の回転は、速くならないので決して、生産性があがる事は無い。
という物です。
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確かに、その通りだと思います。加えて、高プレッシャーは思考が遅くなります。ハードルが高すぎると諦めて思考停止したり、目標を見失ったりするためです。ムチでしばいて、24時間、365日働かしても生産性は向上しません。むしろ、残業時間が少ない方がTotalの生産性は高い。総労働時間とプロジェクトの成果物は、単純比例しません。
やる気と生産性
どうすれば、生産性は向上するのか、それは、「やる気」である。
プロジェクトメンバーの内面の「やる気」があがれば、生産性は、向上する。それには、適切な労働時間、適切な環境、適切な賃金、適切なコミュニケーション、適切なチャンス等が必要となる。
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そして、これらは、人によって適切な労働時間違うし、適切な環境も違う。もちろん、人によっては、適切なプレッシャーが必要な人間もいる。
最終的には、生産性をあげるためには、個別の人にフォーカスをあてて、個別に程度なプレッシャーを与えるマネージメントが必要である。
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