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完璧を目指すけど、完璧を目指さない


完璧のワナ

先日、TVを見ていて改めて感じました。

「完璧を目指さない」大切さ。

TVの内容は、
ゴミにあふれる部屋を片付けて暫く振りに訪問し、
部屋をキレイにキープしているか否かというもの。

一人は元の状態(ゴミに溢れた状態)に戻っていて
もう一人は散らかっているけど…まだ大丈夫な状態。


「キレイにしてもらって、完璧にキープしようと思って頑張っていた」

後日訪問時のコメント


ふたりとも同じような意味のコメントをされていたのに驚きです。

ここに完璧にしないといけないという落とし穴がそこにあります。

「キレイな部屋をキープする」が「キープしなければいけない」になり、
義務感から完璧を目指すのは苦しくなります

「最初の数日間は頑張っていたけど、無理!」となる可能性が大きく、
できなかったときに自分を責めることに繋がります。


段階を追う

いきなり完璧を目指すのは簡単ではありません。

番組の例で言うと…
いきなり部屋を完璧に保つのではなく
「ゴミ捨てをする」からスタートするように
ハードルを低くすることから始めるとキレイな部屋をキープできます。


自転車に初めて乗る子どもが
最初は補助輪付きの自転車から始めて
後ろを支えてもらい、補助輪を外し、後ろの支えがなくても
乗れるようになります。

最初はできなくても段階を経て上達していきます。
また、できるように(乗れるように)なっても
コケることもありますよね。
(完璧だと思っても完璧ではない)


完璧を目指すのは大事だけど

目標を大きく持つことは大事ですし、
それを達成するためには「完璧」に近づけていく必要があります。

そこで
完璧を目指すけど、完璧を目指さずに合格点を目指す】
という考え方が大事です。

完璧を目指すけど、完璧を目指さない、矛盾のようですが…。

完璧はあくまで理想形のようなもの。
目標の「道のりの先」に置いておき、
その上で『合格点』を設定します。

その『合格点』をクリアーしましょう。

『合格点』のクリアを増やし
「完璧」に近づいていくイメージです。

合格点を経て完璧に近づいていく


目標達成には精度を上げる

皆さんの目標を達成するには
『精度』を上げることや『再現性』を高めることが必要です。

そのためには、ある程度完璧に近づかないといけません。
【完璧を目指すけど、完璧を目指さない】
ここでもこの考え方は必須です。


まとめ

「完璧」に近づくと、「完璧」が遠ざかります。
なぜなら、
自分のレベルが上がれば、自分の中の「完璧」レベルも上がるから。

完璧は理想であり、
それに近づくと新たな理想が生まれるものでもあります。

自分の「完璧」や「理想」は手の届かない存在かもしれません。

【完璧を目指しながら、完璧を目指さない】と考えることで
自分の「完璧」という理想を大事に持ちながら
成長を重ねて近づいていく、
旅路のようだと感じます。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。


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