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指導者・保護者向け/スポーツメンタル

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選手を支える指導者、保護者向け記事まとめ
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#スポーツ選手

試合を「楽しむ」の真意を考える

「頑張って」に変わるもの?「楽しんで」という応援フレーズが苦手…という ネット記事がありました。 「頑張って」と声をかけられると プレッシャー、重圧、期待が重い…と感じる方も いらっしゃいますよね。 「これ以上どう頑張ればいいんだよ」 と感じる方も。 「頑張って」の言葉にプレッシャーを感じる方は多いと感じます。 それに変わる言葉としてあるのが 「楽しんで」「いつも通りやろう」「リラックスして」など 声がけをする側も《より良い言葉》を探されています。 「楽しんで」の言

選手の『負担を減らす環境』を作るには

選手を取り巻く環境は、広義にわたります。 それらの環境すべてにおいて『選手の負担を減らす』ことが 何においても必要なミッションです。 スポーツにも信頼関係は大事指導者(スタッフ)⇔選手 お互いの信頼関係は、安心してプレーできる環境・発言、遠慮・忖度しない空気などを作ります。 それが【心理的安全性】に繋がります。 「信頼関係構築」は 何においても選手にプレーに専念してもらうためでもあり、 指導者やスタッフや選手がのびのびと活躍できる場を作るため。 また、 指導者やスタ

#023 勝っても負けても、試合後にやってほしいことがある。4つの流れを習慣に。

大会、試合、レースのあとにできるだけ早くやっていただきたいことがあります。 やらないと勝てません。また、勝ち続けるためにも必要です。 『認知ー振り返りー反省ー改善』 を一連の流れとして行いましょう。 簡単に説明すると… ・認知 結果を受け入れる、自分の実力や相手の実力を認知する(自覚する) ・振り返り 試合などを振り返ります。良かったところ、悪かったところ等すべてを客観的に振り返ります。 ・反省 ここがダメだった、あれがミスった、あの場面は良かった…など。 悪かったと

「メンタルコーチング」と「マインドフルネス」は相性抜群なんです

メンタルコーチングとマインドフルネスを併せて行うと効果もアップします。 まずはメンタルコーチングって? マインドフルネスって? 簡単に一言で説明すると… ▼マインドフルネスについての記事も合わせてお読みください。 メンタルコーチングでは、心を整える・心を育てることを重視しています。 そのため、「自分自身を知る」ことが第一段階だといえます。 「自分を知る」って意外と簡単ではなく、理解できていそうでできていなかったり。 だからこそ、あえて自分を知ることに取り組む必要があ

#007「ポジティブシンキング」の先を行く、 『ポジティブアスキング』(前向きな問いかけ)をしよう

ポジティブシンキングとは 簡単に言うと前向きな思考です。 例えば、 コップの半分の水を見て「まだ半分もある」と考えるのか、それとも「もう半分しかない」と考えるのか…前者がポジティブシンキングができる人、と言われています。 だけど、苦しい人もいる ポジティブでなければならない…、前向きになれない自分は…と考えてしまい、自己嫌悪に陥る人もいます。 「ネガティブ寄りな人」がポジティブに考えよう、考えようとするのは要注意だと思っています。 (ここで言うのはネガティブ、ポジティ

「目標設定する」のがゴールになっていませんか?

夢や目標、叶えたいことがある皆さん、2023年の目標設定はされましたか? また、スタートしてみていかがですか? note記事にも「目標設定」に関するものが多くありますね。 多くのクリエイターさんの記事を私も参考にさせていただいておりますm(__)m 私も2022年12月に 『スポーツ選手のための”モチベーションを維持する”目標設定をサポートします』という記事 そして、『目標設定しても「完璧主義」のちゃんとしないと…が落とし穴になる話』をリリースいたしました。 目標設定

コミュニケーションに想像力をプラスしよう

コミュニケーションに「想像力」をプラスしてみましょう。 名付けて「想像力コミュニケーション」。 スポーツにおいて、会社、学校、家族、友達…さまざまな人間関係においてオススメしたいです。 想像力コミュニケーションのメリット 想像力コミュニケーションとは想像力を働かせることです。 『言いたいことが相手に伝わっているかな?』 『どういう伝え方で理解してもらえるかな?』 『あの人の質問の本質は何かな?』 『もう少し情報がほしいな』 など 話す側・聞く側がお互いのことを想像し

「できる前提で話す」ことと「できない前提で話す」こと。

人との関係で最も大事なのは 『相手の可能性を信じる』『相手を認める』ことです。 このような姿勢はだんだんと浸透おり、 とても素晴らしいですよね。 指導者が選手に、親が子どもに、キャプテンがメンバーに、また、メンバー同士で会話(対話)する際にもこの姿勢は考慮したいことです。 ただ、会話(対話)において、一辺倒とはいかない場面・ケースもあります。 「できる前提」と「できない前提」とは…? それぞれのメリットとデメリットがある「できる前提で話す」 ★メリット… 言われた

#015 「叱る」から「褒める」にシフトしよう、さらには「諭す」へ

『叱る』ことは必要なのか? 『叱る』ことで選手のパフォーマンスが上がりますか? 答えは 『叱る』ことは不要です!NOです!いらないです! あなたが指導者・大人なら… 選手や子どもに対して「叱る」指導をしていませんか? あなたがチームのリーダー・先輩の立場なら… チームメイトや後輩に対して「叱る」指導をしていませんか? 参考までに。言語道断ですが 叱る効果は一時的 叱ることで一時的に効果があります。 ただし、それは恐怖によるもの…。 その根拠となる実験があります。