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中国の台湾進攻が、今年(2022年)か、来年の可能性との米海軍作戦部長の発言は、ハッキング情報に基づき確度が高い

米軍のサイバー部隊は、ロシアのウクライナ侵攻作戦計画を、ハッキングで全部抜いていた。

2022年1月19日 バイデン大統領

「私の推測では、彼(プーチン氏)は(ウクライナに)侵攻するだろう。彼は何かしなければならないはずだ」

BBC

2月13日 サリバン 米大統領補佐官(国家安全保障担当)

侵攻する日を正確に予想することはできないが、しばらく前からいつ起きてもおかしくないと指摘してきた

米政府当局者らは、ロシアが2月16日にウクライナを侵攻する計画だと米情報機関が分析しているとの報道について、確認はできないと述べた。

ロイター

2月16日 青山繁晴 参議院議員(動画)

インテリジェンスの情報では、ロシアは精鋭部隊をキエフ(キーウ)に最も近いベラルーシの国境辺りに置いていて、
最短ルート上にある原発事故で汚染されているチェルノブイリを突っ切らせて、一気にキエフを押さえるのではないかと米軍は見ている。(要旨)

【ぼくらの国会・第284回】ニュースの尻尾「戦争は起きるのか」

2月16日侵攻説は本気だった。
ロシアは、実際に奇襲作戦をやるつもりだった。
ベラルーシから侵攻して、チェルノブイリを突っ切り、あっという間にキエフを占領。
まちがいなく首都キエフに親露派の政治家を確保していて、ゼレンスキー大統領を事実上解任し、親露政権を作ってハイおしまいという計画だった。
それが、米国のメディアへのリークにより、奇襲できなくなった。(要旨)

【ぼくらの国会・第284回】ニュースの尻尾「戦争は起きるのか」

2月18日 バイデン大統領

「現時点で、プーチン大統領が(ウクライナへの軍事侵攻の)決断を下したと確信している。そう信じる理由がある」
「ロシア軍が数日中にも攻撃を計画していると信じる理由がある。280万人の無実の人々が住む首都キエフも標的になると考えている」
プーチン氏が侵攻を決断したと判断した理由について、バイデン氏は情報機関によるインテリジェンス(機密情報)を挙げた。

朝日新聞

4月19日 青山繁晴 参議院議員(動画)

ロシアが2月24日の侵攻前に、戦車を列車に載せて撤退しているプロパガンダ映像を流した時に、日本の多くの識者がやっぱり戦争はないと言っていた時に、米国はそれは見せかけで戦争は始まると言っていた。
大統領はじめとして、あえて言っていた。
首都キエフへの侵攻だけでなく、ウクライナの戦意を削ぐための一般市民への虐殺も予言していた(この部分は表に出ていない)。
それは、米軍のサイバー部隊が、ロシア軍の外部に繋がってないネット内の「作戦計画書」、2月24日の侵攻や、民間人への虐殺等も記された暗号化された作戦計画書をそのままハッキングしていた。
暗号を解いたロシア語の作戦計画書を、米国は全部見ていた。
ロシア軍の作戦を、米軍とイギリス軍は、リアルタイムで知っている。
(要旨)

【ぼくらの国会・第321回】ニュースの尻尾「ジャパンは電子戦弱者だ by アメリカ」

米政府や軍の高官による台湾有事が近いとの警告

2022年10月16日  習近平

「『平和統一、一国二制度』の方針は両岸(中国・台湾)の統一を実現する最善の方法だ」
「最大の誠意と努力で平和的な統一を堅持するが、決して武力行使を放棄せずあらゆる必要な措置をとるという選択肢を残す

NHK

10月17日 ブリンケン米国務長官

中国は現状をもはや受け入れることができず、ずっと早い時期の台湾統一を追求する根本的な決断した
「中国政府の台湾への接近手段が近年変化した」
「(中国が台湾統一の)目的を達成するため、平和的な手段がうまくいかなければ威圧的な手段を使い、それが機能しなければ、強硬手段を用いる」
「すさまじい緊張が生じる」
「(台湾海峡を日々通過する大量の商業船舶や、世界最大のシェアを占める台湾の半導体生産が妨げられ、)「世界中に経済危機をもたらす」

産経

10月19日 マイク・ギルデイ米海軍作戦部長

「(中国の台湾進攻は、)2027年ではなく、私の中では2022年、あるいは2023年の可能性もあると思っている」
「過去20年間を見ると、中国は目標よりも早く実行に移してきた」

時事通信

10月26日 中国共産党「党規約」

中国共産党大会で改正案が採決された党の最高規則、「党規約」の内容が公表され「『台湾独立』に断固として反対し、抑え込む」という表現が新たに盛り込まれ、「祖国統一の大業を完成する」という目標が示されました。

NHK

10月26日 ブリンケン米国務長官

中国政府が台湾掌握を「加速」させようとしていると述べ、台湾を巡り米中が戦争に至るのを防いできた何十年にもわたる現状を損なっているとして中国を非難
「これまでと変わった点は、現状はもはや受け入れられず再統一を求める過程を加速させたいという中国政府の決定だ」
「彼らはそれをどのように実行するかについても決定を下したと考えられる。再統一を加速させることを期待して、台湾に一層の圧力をかけることや強要、さまざまな方法で台湾の状況を困難にすることが含まれる」と指摘。

Bloomberg

10月24日 青山繁晴 参議院議員(動画)

米海軍トップの現役の作戦部長が、中国の台湾進攻が今年か来年の可能性があると急に言い出したのは、ロシアのウクライナ侵攻の時同様、中国軍の作戦の一部をハッキングしているからだ。
中国のサイバー部隊は、世界最強レベルなので、どこまでハッキングできているかは不明。
作戦は1つではなく複数用意されている。
普通ならば、東沙諸島澎湖諸島などを爆撃占領し、米軍の参戦を招かないように台湾本島への上陸侵攻は避ける。
そして、台湾内の親中派を使って、2024年の台湾総統選で親中の総統を選出し、香港形式の統治をする可能性が高い。
しかし、中国共産党大会での習近平氏の異様な独裁を見ると、どのような動きになるか分からない。(要旨)

【ぼくらの国会・第416回】ニュースの尻尾「台湾侵攻は年内か」

【参照】

2022年2月16日

2022年4月19日

2022年10月24日

2022年11月1日



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