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『今日はソニーWF-1000XM5発売日。旧XM4を無償修理しブランド信心を考えた話』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.9.1


■ソニー WF-1000XM4のバッテリー欠陥で「原因を調査中」 イヤホンの片方だけが異常電池消費

公式サイト上では単に「左右でバッテリーの残量が異なる問題」としていますが、ネット上に大量に挙がっている報告をみると、具体的にはイヤピースの片側(ほとんどが左)だけ、バッテリーの消費が異常に速い、という問題のようです。

9月12日ごろにはiPhone15が発表されそうで、iPhone12になんの不満もなく使いつづけている私もちょっと気になったりしていますが、iPhone以外の機器でApple製品を使っておらず、Apple信心がうすめです。

そんなApple信者でない私が使っているイヤホンは、Airpods Proではなく上記のWF-1000XM4がメイン機です。昨年10月ごろ、「イヤホンの片方だけが以上に電池消費が早い」問題が話題になっていたのは知っていましたが、先ごろ自分のイヤホンにもこの症状が出ました。


無事、無償交換してもらえた!

購入して1年半くらい経っていて保証期間が絶妙にすぎていますが、ネット上では無償で新品に交換できたという報告が多数ありました。

私のケースが無償か有償化はわかりませんが、本来8時間もつとされているバッテリーが2時間~3時間で切れてしまうようになっては修理するか買い替えるかしかないなと、修理を依頼しました。

手続き方法は

などたくさん投稿されていますので、同じ症状に悩まされている人は参考にしてみてください。

8月15日に修理申し込み、8月18日に引き取り希望日を設定して自宅まで取りに来てもらい、8月24日に修理完了のお知らせメールを受領、8月26日に手元に戻ってきたので、11日間で修理完了です。

配送料も修理費用もすべて無料で、おそらくイヤホンが左右とも交換されて戻ってきました。新品になったかどうかはわかりませんが、ちょっと得した気分です。


今日は新型WF-1000XM5の発売日

無事にバッテリーもちを取り戻したWF-1000XM4ですが、その後継機種のWF-1000XM5が今日発売されました。

小型化され、ノイズキャンセリング性能も上がったようです。音質も傾向が変わったとのこと。そして値段も5000円くらい上がりました。

にインプレッションと新旧比較の記事がまとまっています。新型はよくなったのだなぁとは思いますが、個人的には求めている方向とはちょっと違う進化の仕方で、買い替えるまでの心の動かされ方はしませんでした。

ノイキャン性能はXM4で十分。外音取り込みとバッテリーもちを改善してほしかったのですが、ここは変わっていないようです。


メーカー帰依心はうすいけれど、よい修理体験で信心アップ

Apple信者でもなければSony信者でもない、メーカーに帰依心を持たない性格の私でも、今回のXM4の修理体験は「ソニーすげー」と思うに十分なものでした。

もちろん、「片方だけバッテリーが早くなくなる」という不具合が初めからない方が製品としては良いものだと言えますが、製品そのものの性能はみんな上がって必要十分になりつつある今、メーカーのファンになる体験はむしろ製品の良さではなくカスタマーサポートや販売体制などに表れるのではないかと思います。

EVの日産サクラを買った時も、電動スクーターを買おうとした(けど結局売ってくれる店がなくクロスカブ50を買った)時も、モノの出来よりは販売や修理の体制が整っていることを最終的な判断軸にしました。

販売やアフターサポートの体制がいい=大資本の会社が結局強い、ってことになりがちな判断軸でもあるので、新しいものを試す時にはもう少し冒険が必要かもしれません。

でも今回のソニーの修理体験をしてしまうと、何万円もする高いイヤホンを買うなら次もソニーにしようかな、とも思ってしまうのです。正直。


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