見出し画像

『背面カメラ搭載Apple Watch特許取得。これはARガジェットの本命!』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.2.16

■バンド着脱で背面カメラがついたApple Watchの特許をアップルが取得

今回、Patently Appleが配信した記事(出典:「Apple wins patent for an Apple Watch with a built-in camera & unique band system that allows the watch to easily detach to take photos」)によると、アップルは着脱式Apple Watchの特許を取得したようです。

ディスプレイ側や側面にカメラを搭載したスマートウォッチは多数ありますが、この特許では腕側の背面にカメラが搭載されています。
どうやって撮影するかというと、ウォッチ部がバンド部から着脱式になっていて、取り外したウォッチ部を使うという仕組み。(下記FIG. 3)

これはAR版AppleWatchの布石特許でしょう!

Appleが「腕側の背面」つまり今は心拍数センサーなどが付いているところにカメラを搭載したかたちのApple Watchの特許を取得したようです。


きっとコナンの麻酔銃腕時計のように盤面を起こすスタイル!?

出典元のPatently Appleの記事のサムネイル画像が分かりやすいですね。
右側のイラストがApple Watch本体で腕側の背面がカメラになっており、左側のイラストではベルトから取り外して手に持って撮影するように表現されています。

しかし実際の使い方は↑のようにApple Watch本体がポップアップして撮影するスタイルになるんじゃないかと思います。

小さくてツルツルしたApple Watch本体を頻繁に脱着すれば落下や脱落リスクも高まりますので、ベルトから外さなくても撮影できるようにするはず。

ならばこのポップアップスタイルでしょう。

スマホを手に持ってのARはいわゆる歩きスマホ状態で危険ですが、ポップアップスタイルなら自分の前の風景とApple Watchの液晶の情報が同時に目に入ります。

ARゴーグルよりもわざわざ持ち歩く感のない腕時計の方が手軽です。ARの本気普及には大本命のガジェットになるのではないでしょうか。


腕時計型ARガジェットなら大型化+音声操作

ARガジェットになるなら、今のApple Watchの画面サイズだと物足りなさそうです。風景に重ねて情報を表示するのがAR。風景が映し出せる面積が欲しくなります。

スマホそのままの6インチ超のサイズそのままを腕時計にするのはさすがに大きすぎるかもしれませんが、半分くらいの大きさは欲しくなりそうです。

折りたたみやスライドなどのギミックはミニマルデザインを志向するAppleは採用しない気がしますが、AR版Apple Watchが実際に発売されたらSamsungはきっと折りたたみAR Watchを出すはず。

液晶面が立ち上がっていると指で触っての操作が基本出来ませんので、Siriの音声操作が基本になるでしょう。


AR版Apple Watch登場でARアプリ開発が加速する

Appleが今年発売すると噂されているARゴーグルは20万円とも40万円とも言われ、とても一般普及するものではありません。

また街中でゴーグルを被って歩くこと自体、やっぱり違和感があります。

液晶が大型化されたAR版Apple WatchはARの大本命ガジェットで間違いないでしょう。

Watch OS上で動くARアプリの開発環境も一般公開され、世界中の開発者が面白いARアプリを開発するようになればARのユースケースも拡大。一気にARが普及するはずです。

まだ特許取得の段階で製品化の進捗はわかりませんしポップアップスタイルでのAR用途も私の妄想ですが(w)、これは発売が本気で楽しみです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?