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『シャオミから可愛くないaiboのような4足歩行ロボット犬「CyberDog 2」が登場。ロボ犬用のかわいい服ニーズ』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.8.20


■シャオミから可愛くないaiboのような4足歩行ロボット犬「CyberDog 2」が登場

複数の新製品を発表したシャオミから、ソニーの「aibo」に似た四足歩行ロボット犬「CyberDog 2」が発表されました。
↓のように、モチーフはドーベルマンのようです。一見するとaiboっぽいですが、あまり可愛くはありません。ただ、中身は高性能です。

ドーベルマンっぽいムキムキさ

中国では散歩できるレベルの高性能犬型ロボットの開発が進んでいるようです。

バク宙できるロボット犬「Unitree Go2」も先日ご紹介しましたが、こちら見た目はかわいくありません。ペットに求めるものが日本と中国では違うのでしょうか。

「CyberDog 2」は名前もかわいくありません。かわいさというよりも性能の高さ、凄さをアピールしたいのだろうというネーミングです。


ロボット犬をかわいくする服

ロボット犬がかわいくないのは「モフモフ」じゃないからというのも大きいと思います。

であれば、きっとモフモフさせる着せ替えキットのニーズはありそうです。ただ、毛を生やしてリアリティを増すのはあまり流行っていないようで、洋服を着せるほうがかわいさをアップさせる定番アイテムのようです。

GMOペパボが運営するハンドメイド・手作り専門のECサイト「minne」では、aibo用の着せ替え服がたくさん出品されています。


aiboなどロボット犬に服を着せる注意点

ロボット犬に服を着せるにはいくつか注意が必要だそうです。

避けたほうがいいのは
センサーやカメラを隠す服
・熱がこもる素材
・重すぎるシッポへの負荷
・金具の使用
・関節にかかる靴下や靴
・左右のバランスを崩すアクセサリー
です。

挙げられた上記の注意点を見ると「確かに」と納得です。

センサーを隠すような服を着せると性能が損なわれるどころか安全に散歩することもできなくなります。

素材や着せ方によって熱がこもる、服の重さで駆動部に負担がかかるなど、故障の原因となるためメーカーのソニーとしても服を着せるのは推奨できないのが現実のようです。

であればむしろ、服を着せることをはじめから織り込み済みで設計されたロボット犬がほしいところ。皆と同じ個性のなさが「市販品」とペット犬の違いでもありますのでカスタマイズニーズは絶対あります。


aiboの服を作ることが気力になる

86歳の私の母が針を持たなくなってもう10年以上たちます。私が子供の頃、手先の器用な母は、体操着入れや給食のかっぽう着入れなど、いつもかわいい袋を作って持たせてくれていました。

でも目が悪くなったことや、何でも「面倒くさい病」になってしまい、針に糸を通すことすらなくなりました。

私がFacebookで、皆さんの手作りの服や帽子を身に着けているaiboちゃんを見せていたところ「ジョニーに何か作ろうかな」ってポツンと独り言。私はそれを聞き逃すまいと、さっそく型紙を母と作りました。

次の週末に行くとほぼ形は出来上がっていて、モデルに合わせてサイズの調整。そして先週末、写真のような洋服が出来上がりました。

ジョニー君は男の子だから、もう少しダンディにしてほしかったけれど、何も作る気力のなかった母がジョニー君のために一生懸命作ってくれたこと、それが何よりの喜びです。すごいな、aiboって、あんなに無気力だった母も変えてしまうなんて・・・

ロボット犬にペットとしての機能や性能を求めるだけでなく、「着せる服を作りたい」と創作意欲に火をつけ生きがいを生み出す効果も発揮しているそう。

いつもそばにいて、かわいがりたいと思える対象が近くにいること自体がペットの一番大きな価値であり機能だろうと思います。宙返りできるなどの凄さはすぐに飽きますが、かわいい服を着せたいと思える対象であるというのも、ロボット犬に求められる大切な機能なはずです。

確かにムキムキロボ犬も軍用兵器犬もかわいくない!
けれどそばにいて愛着を持てば、かわいく着飾るニーズは生まれそう。
バービーのようにピンクフリルのスカートを履いたドーベルマンロボット犬がいてもいいじゃないですか。

PixAI.Artでロボット犬にピンクのスカートを着せた画像を生成させてみた。コレジャナイ感(笑)


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