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『大手VCパラダイム「仮想通貨は新たな惑星のようなもの」』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.9.23


【お知らせ】
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「Oasys / double jump. tokyoブース(小間番号 :03-N11)」

TGS初日の21日は空調が効かずサウナ状態、昨日は朝から空調全開で冷え切った状態にして対策したようですが午後はやっぱりサウナ状態でした。

今日から一般Day、昨日までのビジネスDayよりずっと多くの来場が見込まれます。千葉は朝から雨で外気温は低いですが、タオルと飲み物、扇風機やうちわなど暑さ対策をしてお越しください!


■大手VCパラダイム「仮想通貨は新たな惑星のようなもの」 投機需要も欠かせないと見る理由

暗号資産(仮想通貨)関連技術に特化した米大手ベンチャーキャピタルParadigm(パラダイム)は20日、「火星のカジノ」と題した論説で、仮想通貨を新しい惑星に例え、投機的な投資も「移住の起動プロセスの一部」として欠かせないものだと主張した。

この例えはうちの社内でも使います。

別世界「メタバース」(≠VRゴーグル、3D空間のアレではなく、概念としての広義なメタバースです)で使うのが仮想通貨、このメタバースはデジタル上に存在するので物質はすべてデータ。そのデータを売買して所有権移転するのに必要なのがNFT。

そんな捉え方をしています。


「今の地球がつらい」を解決するいくつかの方法

現在の地球の環境が住みづらい。を解決するために考えられた方法がいくつかあります。

現実の地球の環境をよりマシにするための方法や対策が「SDGs」です。

現在の地球に見切りをつけ、火星に移住しようと考えたのが、イーロン・マスクの「Space X」です。

フィジカルな地球との平行世界をデジタル上に作ろうと考えたのが「メタバース」です。

https://twitter.com/matthuang/status/1704608186723119329/photo/1

新しい暗号惑星。ビットコイナーがここの最初の入植者である。コインベースやバイナンスのような取引所は、この惑星への乗り入れを可能にする。イーサリアムが最大の都市で、そこでの最良の移動手段がユニスワップだ。


デジタルフロンティアに夢見る人たち

この惑星への入植者は、「フロンティア探検家や投機家(中には荒くれ者も)、イノベーターや研究者、そして普通の人々、特に地球では疎外されている人々」といった多様な集団。新しい惑星は、投機や誇大広告の繰り返しで社会的にタブー視されることも多い。統治は曖昧なままで、地球上の国の中にはこの惑星へ行くことを禁止するところもある。

メタバースは新たなフロンティアなので、今までのルールや国という考え方が及ばない部分が多々あります。いろんな国から入植者が来ているので、トラブルを防止するためのルールなどをイチから作る必要があります。

お金にしても、入植者が現地で作った独自通貨なので、まだ信用が薄く不安定です。

アメリカ大陸が発見された後、世界最大の経済大国になり米ドルが世界の基軸通貨になるまでに500年かかりました。超大国になったあとも短期的には米経済にも波はありましたが、米ドルそのものを怪しい通貨だという人は今はいません。

階層が固定され、上位層が決めたルールに従うしかない現実世界に嫌気がさした人が、アメリカ開拓に夢を見たあのころと同じことが、メタバース上でいま起きています。


現実世界の不都合を解消したい人がいる限り

仮想通貨は、「貨幣、価値、ガバナンス、人間の協調性をめぐる深遠なアイデアに触れている」ため、このようなテーマに慣れていない人々にとっては、試してみることすら馬鹿げていると考える傾向にあるという。

しかし、このような基礎的な性質こそが、より良いものを構築することに前向きであることの理由だとファング氏。「新しい惑星」を訪れ、実際には何が構築されているのか、実際に人々が何を使用しているのかを観察してほしいと述べた。

仮想通貨やNFTの値動きだけに注目が集まりがちですが、それらは現実世界の課題を解決するためのデジタル上の平行世界で使われるお金や資産であるというところがポイントです。

つまり、現実世界に不都合がある限り、デジタル上の平行世界に夢を見る人は居続けますし、平行世界で必要になるものはすべて用意されます。

現実世界の不都合の多くは、有力者が決めたルールによって発生しているととらえ、そのルールから自由になることを目指します。これが非中央集権化や分散化、民主化という言葉遣いで表されるモーメントです。

フロンティアは足りないものだらけです。フロンティアに移住しようとする人が増えるにつれ、ニーズはもっと多様化します。

この足りないものを供給するのが、今のブロックチェーン界隈の各種プロジェクトです。

現実世界でリッチになるための方便だととらえると、平行世界で起きている本質を見誤ります。実際、方便で起案されるプロジェクトも多々あります。いま評価されているクリプトプロジェクトはメタバース上で本当に必要とされているものです。

現実世界に不自由さを感じるなら、デジタル上の平行世界で解決を目指してみるのはいかがでしょうか。そんな人がいる限り、メタバースは開拓され続けます。

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