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『PayPay “アプリに障害でも支払い”機能を順次利用可能に 地方観光の活性化にも効く!』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.8.15

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■PayPay “アプリに障害でも支払い”機能を順次利用可能に

キャッシュレス決済サービスを提供しているPayPayで、アプリに障害が起きても支払いができる機能が14日から順次使えるようになります。およそ1週間以内をめどに、全てのユーザーが利用できるようになるということです。

たとえばPayPayのサーバーやシステムに障害が発生しているときにユーザーが支払いをしようとすると、「オフラインモード」で二次元コードが表示され、1回につき最大5万円を、1日5回まで使うことができます。

PayPayではことし5月、大規模なシステム障害が発生し、「アプリで支払い画面が表示されない」などの声が相次いでいました。

8月11日~14日の3泊4日で、鎌倉~新潟~福島 猪苗代湖(通過)~那須高原をキャンピングカーで巡ってきました。

地方観光に行くと毎回悩んでしまうのが、現金専用の店の多さと、スマホの電波が届きにくい問題です。

新潟の清津峡や那須どうぶつ王国の入場チケットはオンライン購入できてよかったのですが、飲食店の多くは相変わらず現金オンリーでした。

普段からキャッシュレス決済に慣れていると、これらの問題はちょっとストレスになります。でも、このPayPayの「障害発生時でも支払いができる機能」は、地方観光地でのキャッシュレス支払いを大きく変えるかもしれません。

地方でのキャッシュレス普及の壁

地方の観光地でキャッシュレスが広がりにくい理由は、手数料の問題や保守的な姿勢だけではありません。もう一つ大きな問題は、スマホの電波が届きにくいことです。特に山間部や離島など、通信インフラが整っていない場所では、スマホが使えないことがよくあります。今回の旅行でもスマホの電波が届かない場所が多すぎることを強く痛感しました。

PayPayが地方観光を変える?

PayPayの新しいオフライン支払い機能は、そんな問題を解決するかもしれません。障害が発生しても「オフラインモード」で二次元コードを表示し、最大5万円までの支払いができるようになります。この機能は、通信が不安定な地方でもキャッシュレス決済を実現するための強力な後押しになるのではないかと思います。

もっと地方にお金を落とせるように

今回のキャンピングカー旅行でも、現金がないと支払いができないお店が多くて困りました。4日目には持って行った現金がほぼなくなり、支払いのために行く場所を制限したり、お土産や飲食の支払いを抑えたりしなければなりませんでした。もっと行きたいところ、食べたいもの、買いたいものがあったんですが。

大都市でも恩恵

大都市でも恩恵もあります。たとえばスタジアムでの大規模な音楽ライブなどで1か所に大勢の人が集まると、基地局の回線が不足して通信ができないこともあります。そんな時にも、オフライン支払い機能があれば、安心して支払いができます。

物販の売上収益がとても重要な最近のミュージシャンにとって、通信できずキャッシュレス支払いできない状況は文字通り死活問題ですから、今回のPayPayのオフライン支払い機能の追加はミュージシャンにとっても福音になります。

キャッシュレスが地域経済を活性化する

地方の観光地にキャッシュレス支払いが普及すれば、もっと多くの人が現地での消費を楽しむことができ、地域経済の活性化にもつながります。私のように現金の不足で観光を制限してしまった人は多いのではないかと思います。

今回のPayPayの機能追加は、大都市でランチタイムに安心して使えるようになるという改善にとどまらず、地方観光地でのキャッシュレス支払いの普及に向けた大きな一歩です。

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