「大人の仲間入り」

社会に失望したり、
人間に失望したり、

失望を経て何かを諦めたり、
期待すること、夢見ることをやめようとすると、

「大人になるとはそういうことだよ」
「大人の仲間入りしたね」

と言われるような風潮。すっごく気持ち悪い。

社会を支える大人がそんなにつまらないものなのかと、
そう思うとここで生きていることがとても悲しくなってくるし、
そんな世界の一員になってしまって息苦しい。

多分、傷つくことを減らすために、
自分をまもるためにいろんなことを諦めて、
期待することは無駄だとつっぱねるのを覚えていくのだと思うけど、

そうやってつまらない自分になっていくのなら、
いちいち傷ついてもいいから自由な心を持ち続けたい。

そうやっていかないと、
自分が安心して拠りどころにできる私でありつづけられないから。
私ぐらい、自分の味方になってあげても良いでしょう。

自分の生き方にそぐわない社会の風潮なんて無視して生きていきたい。

他人との違いを感じるたび、いちいち自分の嫌いな風潮に翻弄されて、
やっぱり自分の生き方を変えてしまおうかと悩む時間。
本当に無駄だと分かっているのに、どうしても毎回その時間を迎えてしまう。

日常的な生活をしている時ほど、暗い悩みで頭の中が一杯になって、だんだんと沸騰に近づくお湯を見ながら負のループに入り始めたりする。
そして変な循環に入る前に断ち切らなきゃと慌てる。

やっと一人になれた今、
また自分じゃない人間の影響で何かを変えなきゃいけないなんてもう、飽き飽き。

いっそもう、社会の嫌な風潮ごと笑ってどこかあっちの方にある遠くへ飛ばせるようになろう。

2023/08/10　18:17

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